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更新日:2024年8月8日
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8月6日(火曜日)に泉区内で発生した救急事案において、宮城野消防署岩切救急隊の救急車が、出場先敷地内で鉄骨に救急車のルーフ部分およびアンテナを接触し、状況確認等に時間を要したため、医療機関収容が5分遅れたもの。
18時59分 119番入電(60歳代の男性が事業所内で意識を失っているとの通報)
19時01分 岩切救急隊へ出場指令
19時08分 現場到着。心肺停止状態を確認
心肺蘇生および除細動等の救急救命処置を実施
19時22分 傷病者を救急車内に収容し、移動開始した際に事業所内の鉄骨に接触
19時27分 損傷状況から自走可能であることを確認し現場出発
19時36分 医療機関収容
搬送先医療機関の医師からは、「現場到着から医療機関収容まで必要な救急救命処置を継続しており、医療機関収容の遅れは傷病者の予後に影響を及ぼすものではない可能性が高いが、因果関係は不明」との説明を受けている。
敷地内が薄暗かったこと、また事業所の誘導者に運転手の意識が向いていたため、事業所敷地内の車路上部に設置されていた鉄骨の存在に気付かず、車を発進させたもの。
(1)臨時救急係長会議を開催し、全救急隊員へ本事案を周知するとともに、道路以外の場所へ進入する際には、より安全確認を徹底するよう注意喚起を行う。
(2)研修や訓練等により、職員の運転技能および車両感覚の向上を図る。
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