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更新日:2022年3月24日

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キッズコーナー(解体新書)

解体新書

かいたいしんしょ

ドイツ人クルムスの『解体図譜(かいたいずふ)』をオランダ語に訳した『ターヘル・アナトミア』を、杉田玄白(すぎたげんぱく)や前野良沢(まえのりょうたく)らが苦心して日本語に翻訳(ほんやく)したものです。日本で最初に翻訳された解剖書(かいぼうしょ)で、『解体新書(かいたいしんしょ)』と名づけられました。この書物には、東洋医学ではわからなかったことが数多く紹介(しょうかい)され、蘭学への関心はいっそう高まりました。
仙台藩医(はんい)の大槻玄沢(おおつきげんたく)は、杉田玄白や前野良沢に学び、のちに『解体新書』の改訂版『重訂解体新書』という本をあらわし、医学の発展につくしました。