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更新日:2022年3月24日
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大槻玄沢は、一関(岩手県)の農民の家に生まれ、江戸で杉田玄白(すぎたげんぱく)や前野良沢(まえのりょうたく)に学び、さらに長崎でも医学を学び、のちに仙台藩医(はんい)となりました。江戸で玄沢は、玄白が手がけていた『ハイステル外科書』の翻訳(ほんやく)を手伝い、完成させました。これは、本格的な西洋外科研究のさきがけとなりました。また、蘭学の入門書をあらわしたり、蘭学塾を開くなど、蘭学を広めるためにも大きな役割をはたしました。
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