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更新日:2018年8月27日

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「仙台市スクールロイヤー事業」を開始します(発表内容)

平成30年8月27日

 

9月3日(月曜)から、いじめや不登校など学校が抱えるさまざまな課題に対して、弁護士が法を踏まえた適切な対応を学校側に助言指導する、スクールロイヤー事業を始めることにいたしましたので、お知らせします。

社会や学校を取り巻く環境が変化する中で、児童生徒をめぐる課題は複雑化しており、深刻な事案になることも少なくありません。学校には子どもの権利を守ることを大前提にしながら、早期に適切な対応を取ることがますます求められています。こうした状況を踏まえまして、仙台弁護士会のご協力をいただき、市の独自事業としてスクールロイヤー制度を立ち上げることにしたものです。

今年度は、弁護士会から推薦をいただいた3名の弁護士の方にスクールロイヤーをお願いいたします。学校からの相談に、第三者の立場で法律的な見地から助言指導を行っていただくほか、直接学校を訪問していじめ対策の状況を確認し、改善等に向けてご意見やご提案をいただきます。

このほか、弁護士会からはアドバイザーという形で4名の弁護士の方を推薦いただいたところです。アドバイザーの皆さまには、いじめ予防のための新たな授業モデル案の作成や、教材開発にご協力いただくほか、教員向けの校内研修会の講師を務めていただきます。

法律の専門家の皆さんの力が加わることで学校現場に心強い支えが生まれ、子どもたちをサポートする体制にも厚みが増してくるのではないかと思っています。子どもたちが安心して笑顔で学校生活を送ることができるよう、多くの皆さまと連携して取り組んでまいりたいと考えています。

 

仙台市長 郡 和子