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更新日:2021年5月18日

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仙台市における新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種について(発表内容)

令和3年5月14日

 

本市における新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種についてお知らせをいたします。

各医療機関における個別接種につきましては既にお伝えしておりますように今月の31日(月曜日)から接種を開始いたします。

主に土日に行います集団接種についてでございます。市内の22カ所に会場を設置したうえで6月12日(土曜日)から接種を開始いたします。予約は5月31日(月曜日)から専用コールセンター、専用ホームページで受け付けをいたしますが、混雑の緩和のために5月31日(月曜日)から6月2日(水曜日)までの3日間は75歳以上の方に限って受け付けをいたします。どうぞご協力をいただきますようにお願いをいたします。なお、個別接種および集団接種の手続きや会場についてまとめた冊子(PDF:2,354KB)を準備いたしまして、5月25日から順次全世帯にお届けする予定です。また本日から本市のホームページに掲載をするほか区役所などでもお配りいたします。このほかワクチンの接種を加速するために、大規模集団接種に関しまして検討を進めております。現在、東北大学や宮城県と最終的な調整を行っておりますが、できるだけ早期に予約を受け付け、今月の下旬には平日も含めた集団接種を開始できるよう急ぎ体制を構築してまいります。

変異株割合グラフ

次に4月以降市内の新規陽性患者におけるN501Y変異株の割合が上昇しております。この変異株は感染力が強くまた重症化を招きやすいと言われておりますので、特にリスクの高い高齢者の皆さまに速やかにワクチンを接種いただけるよう取り組んでまいります。

新規陽性患者カレンダー

ここで本市の感染状況についてご説明をいたします。左側の表ですけれども、公表日ベースでの1日あたりの新規陽性者の数を記したものでございます。前の週の同じ曜日よりも増えている場合にはオレンジ色、減っている場合には水色で表示しております。そして右側の表ですけれども、直近7日間の合計を同様の考え方で表示したものです。4月は全ての日が水色で減少傾向を維持しておりましたが、5月6日からはオレンジ色、増加の状態が続いております。

年代別新規陽性患者グラフ

次にこちらのグラフですけれども、4月28日からの1週間と5月5日からの1週間について新規陽性患者を年代別に表したものです。20代が18人から48人と急増いたしております。本市において3月に感染が急拡大した際にも活動量が多く他の人との接触機会も多いと思われる20代から50代の方から感染が始まりまして、その後高齢の方など他の年代にも広く感染が拡大していったという経過がございます。今回の傾向は3月の感染急拡大の始まりとよく似た状況にあって、こうしたことからも本市が感染拡大の入り口にいる可能性はあるものと考えております。さらにN501Y変異株の検出割合が高まっていることも踏まえますと、ここでしっかりと感染防止に取り組みませんとこれまでにない大きな感染拡大の波が襲ってくる可能性もあるものと強い危機感をもっているところです。

マスク着用時ポイント画像

感染の拡大を防ぐためにはワクチンの接種を着実に進めていくことが鍵になりますけれども、幅広い年代の多くの方々の接種が済むまでには今しばらく時間を要します。変異株の感染力を意識したお一人お一人のお取り組みが重要です。ウイルスは鼻や口などの粘膜から感染いたします。親しい友人の方同士であってもマスク無しでの会話、これは避けてください。マスクの着用につきましても、ご覧のように顔との隙間がないか、あごの下まで覆われているかなどあらためてご確認をいただきまして実践をしてください。

県・市独自の緊急事態宣言は継続しております。皆さまの引き続きのご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。

 

仙台市長 郡 和子

 

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