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更新日:2024年2月19日

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災害後のメンタルヘルス

 2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。震災後、時間の経過や生活環境の変化に伴い、心身にストレスの影響があらわれたり、ささいなことがきっかけとなって心身の健康状態が良くなったり悪くなったりするのを感じている方は、決して少なくありません。

 慢性的な疲労がある、震災体験が思い出されて苦しい、悲しみや怒りといったさまざまな感情がこみ上げる、もしくは無理に抑え続けている、「11日」が近づくとつらいなど、年月を経て、生活の場が一見安定したように見えても、心身への影響は新たにあらわれたり、ぶりかえしたりすることがよくあります。

 こころの復興には、その人その人のペースがあります。誰もが回復する力を持っていますが、一人でがんばり続けるよりも、誰かが伴走する方がほっとできる場合もあります。

 今さら と思わず、今だからこそ、どうぞご相談ください。

 また、新型コロナウイルスによる感染の拡大は、”感染症災害”と位置付けられており、東日本大震災と同様、このコロナ禍は多くの方のメンタルヘルスに影響を及ぼしています。

 コロナ禍でこころの健康を保つためには、健康的な生活を維持すること、情報過多を避けること、信頼できる人とのつながりを保つこと、気持ちを打ち明けること、等が大切になります。(詳しくは、「新型コロナウイルス感染症の流行とこころの健康について」のページをご覧ください。)

 気持ちや身体や考え方にあらわれるさまざまな変化は、強いストレスまたは慢性的なストレスを受けたときに、多くの方に起こりうる正常な反応ですが、気持ちを誰かに話したり、相談したりすると、つらさが和らぐことがあります。お一人で抱え込まずに、身近な方や相談機関に、どうぞご相談ください。

 


災害時のこころの変化については、こちらをご参照ください。

仙台市災害時地域精神保健福祉ガイドライン

ガイドライン 目次 ダウンロード

(市民向け)

仙台市災害時地域精神保健福祉ガイドライン

「災害時のこころを守るために」

  • 災害後のこころとからだの変化 (P1)
  • 回復へのこころの動き (P2)
  • 自分のストレスに気づく(ストレスチェック) (P3)
  • 健康なこころを作るには (1)こころのセルフケア (P4~P5)
  • 健康なこころを作るには (2)一人で悩まず相談を (P6)
  • こころの健康づくりのポイント (P7)
  • こんなときは相談を (P8~P9)
  • 相談機関一覧 (P10)
  1. (市民向け)P1~P2(PDF:4,068KB)
  2. (市民向け)P3~P6(PDF:4,599KB)
  3. (市民向け)P7~P10(PDF:4,273KB)

 

 

※掲載されている相談窓口の電話番号・受付時間等は変更となる可能性があります。最新の情報およびその他の相談先については、当センター、各区保健福祉センター、各総合支所にお問い合わせください。

※その他の「仙台市災害時地域精神保健福祉ガイドライン」については下記リンクからご覧ください。

 

 

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お問い合わせ

健康福祉局精神保健福祉総合センター

仙台市青葉区荒巻字三居沢1-6

電話番号:022-265-2191

ファクス:022-265-2190