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更新日:2026年1月28日
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合流式下水道は、汚水(おすい)と雨水(うすい)を、一つの管で流すしくみです。
トイレや台所、おふろなどから出た水(汚水)と屋根や道路に降った雨(雨水)は、合流管を通って浄化センターへと集められ、きれいにしてから川や海へ放流されます。
合流式のデメリット
大雨のときには、水の量が多くなりすぎて、雨で薄まった汚水の一部が川や海へそのまま放流されることがある。
皆さんの使った水は合流管で集められて、遮集管(しゃしゅうかん)を通って浄化センターに運ばれます。

雨が降ってくると、汚水も雨水も合流管に流れ込みます。小雨の時は越流ぜきで遮(さえぎ)られ、雨水も一緒に浄化センターで処理されます。

雨水の流入量が増えてくると、遮集管で流しきれない下水は、越流ぜきを超えて河川等に放流されます。また、浄化センターに運ばれた下水も、処理できる量を超える分は、沈殿・消毒だけの簡易処理で放流されます。

分流式下水道は、汚水と雨水を、別々の管で流すしくみです。
汚水は、浄化センターできれいにしてから川や海へ放流されます。
雨水は、川や海へそのまま放流されます。
皆さんの使った水は汚水管で集められて浄化センターできれいにしてから放流します。

汚水は汚水管で集められ、雨水は雨水管で河川等へ放流されます。

仙台市の中心部では、汚水と雨水を同じ下水道管で流す「合流式下水道」が使われています。
これは、仙台市で下水道整備が始まった当時の町の状況や技術水準をふまえて採用されたもので、日本の他都市や世界の多くの都市でも、同じしくみが使われています。昭和40年代後半までは、合流式下水道が一般的でした。
合流式下水道がつくられた当時と比べて、町の姿は大きく変わりました。
昔は、家や道路が少なく、田んぼや畑が多くありました。雨は地面にしみこんだり、水たまりになったりしていました。現在は都市化が進み、屋根や舗装された道路が増え、降った雨のほとんどが下水道管に流れ込むようになりました。
その結果、
下水道に流れ込む水の量が増え、比較的小さな雨でも下水が川へ流れ出やすくなった
という課題が生じています。
「分流式につくりかえればよいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、これは現実には非常に難しいことです。
分流式につくりかえるためには、合流式下水道の区域で、道路の下の下水道管を汚水管と雨水管の2本となるよう新たな管を整備する必要があります。さらに、各宅地からの排水管も、汚水管と雨水管に分けて、道路の下の汚水管と雨水管のそれぞれにつなぎかえる必要があります。
また、その他の課題として、次も挙げられます。
多くの時間と費用がかかる
交通量が多い
地下には水道・ガス・電力などの設備がすでにある
こうした理由から、市の中心部で一気に分流式へ切り替えることは困難です。
仙台市では、雨天時に合流式下水道から河川などにゴミなどが流れ出ることを防ぐ装置の設置や新たな汚水ポンプ場や汚水幹線を整備するなど、合流式下水道の改善に取り組んでいます。
大雨のとき、皆さんが流した水の一部は、合流式下水道の雨水吐き口から川へ流れているかもしれません。
そのことを知ったうえで、下水道にやさしい生活を考えてみてください。
水を無駄に使わない
雨水貯留や雨水浸透に取り組む
ゴミや食用油を下水に流さない
一人ひとりの行動が、川や海を守ることにつながります。
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