環境影響評価の実施にあたっての技術的事項を解説する「仙台市環境影響評価技術指針マニュアル」について、これまでの事例の積み重ねや制度改定の内容を反映するため、平成31年1月に全面改定しました。

主な改定点

1.これまでの事例における環境影響評価審査会からの意見等を反映

• 隣接事業による複合影響を予測・評価すること
• 木質バイオマス火力発電所で輸入燃料を使用する場合には、熱帯材の使用について環境影響評価項目を選定し、燃料調達先の環境に影響を及ぼさないことを明らかにすること
• 洪水調節機能を有する水田を改変する場合には、大雨における氾濫時の水位上昇等を予測・評価すること
• 風害に係るシミュレーション予測を行う場合には、詳細な予測条件を明らかにすること
• 市街地における大規模建築物の建設等においては、緑の保全や緑化推進の観点から、植物を環境影響評価項目として選定すること　　など

2.火力発電や太陽光発電など各種発電施設を対象事業に追加（H27.12）したことを反映

• 環境影響評価項目の選定例としてバイオマス火力発電所と太陽光発電所を追加
• 各発電所に係る環境影響評価の留意点を追記　　など

3.仙台市環境影響評価技術指針の改定（H25.5）の内容を反映

• 計画地内における既存建築物の解体について、環境影響要因を抽出するよう追記
• 事業計画について、環境配慮に関する検討経緯を明らかにするよう追記　　など

改定後のマニュアルについて

• 仙台市環境影響評価技術指針マニュアル（PDF：8,568KB）