Q.「無煙たばこ」って何ですか？

A:製品を燃焼させることなく使用するたばこ製品のことで、スヌースを含む嗅ぎたばこ、ガムたばこを含む噛みたばこなどのたくさんの種類があります。

使用法

口の中や唇・頬と歯肉の間に留置し、吸いこんだり噛んだりして使うものと、鼻腔に細かいたばこの混合物を吸入・吸収するなどの方法で使うものとがあります。

使用者への健康影響

無煙たばこは、30種類近くの発がん性物質やニコチンを含み、使用者へ健康影響を及ぼします。
特に、スヌースに関しては、口腔や鼻腔の粘膜からのニコチンの吸収速度が速く、依存に陥りやすいことが指摘されています。

未成年者の使用防止を徹底しましょう

スヌースを含む無煙たばこは、外観がお菓子（ガムなど）に似ているなど、より未成年者の興味を引きやすいものが多くあります。また、容器が薄くて小さく、口の中に含んで使うため、使っているのを見つけにくいという特徴もあります。
未成年期からの使用は健康影響が大きく、かつ、ニコチン依存に陥りやすいため、生涯を通じた喫煙継続につながりやすくなります。このようなことからも、未成年者の使用防止を徹底しましょう。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

• 厚生労働省ホームページ「無煙たばこ・スヌースの健康影響について」（外部サイトへリンク）
• 日本学術会議健康・生活科学委員会・歯学委員会合同脱タバコ社会の実現分科会による「無煙タバコ製品（スヌースを含む）による健康被害を阻止するための緊急提言」（外部サイトへリンク）