ページID:9969
更新日:2016年9月20日
ここから本文です。
A.本当です。
「PM2.5」とは、直径が2.5mmの1000分の1未満の微小粉塵のことで、たばこの煙にも含まれています。
PM2.5は、肺の奥の肺胞まで入り込み、ぜんそくやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)※を悪化させ、心筋梗塞や重症不整脈を誘発させます。そのため、PM2.5が増えるほど死亡率が増えることが明らかになっています(WHO Air quality guideline改訂版(2005年)より)。
米国環境保護庁(US-EPA)による分類では、不完全な分煙の禁煙席や喫煙席のPM2.5濃度は、「危険」「緊急事態」レベルとされています。「完全分煙」とされている場所の禁煙席でも、煙が漏れていたりすると、「危険」レベルになることもあります。
※COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、主として長期の喫煙によってもたらされる肺の炎症性疾患のことです。咳・たん・息切れなどの症状から始まり、ゆっくりと呼吸困難に陥る病気です。常時、酸素吸入が必要になることもあり、日常生活に支障をきたします。
詳しくは、喫煙による健康影響をご覧ください。
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.