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更新日:2025年4月23日
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令和7年4月22日
4月12日夕方に仙台を発ってフランスのパリを訪問し、16日に戻ってきたところです。
訪問の目的は2つございまして、まず、14日に開催されました「第7回OECDチャンピオン・メイヤー・ミーティング」では、すべての人が活躍できる都市の実現、また都市モビリティのあり方といった世界的な課題について、各都市の首長等とディスカッションを行ってきたところでございます。
私からは、仙台らしいダイバーシティまちづくりについてお話しをし、こどもたちが柔軟な思考や国際感覚を身に着けるための英語を核とした新教科についてもご紹介をいたしました。また、持続可能な都市モビリティの事例といたしまして、産学官で本市で進めている都市モビリティの事例として、「青葉山グリーン回遊プロジェクト」など、地域課題に対応した独自の取り組みをお伝えし、こうした地域に根差したアプローチの重要性は、会合の採択文書にも盛り込まれたところでございます。
そして2つ目は、フランスからの訪日旅行客増加に向けた、現地の旅行会社や学生さんとの意見交換でございます。フランスの皆さんは、非常に親日的で日本への関心が高いという印象を受けました。レンヌ大学の学生さんからは、「東北の観光モデルルート」のご提案をいただきました。仙台・東北の文化や生活に触れたいという思いとともに、他の人と違うところに行きたいという気持ちも強く、東京や大阪、京都とは異なる文化・歴史を有する東北の可能性とチャンスを感じてきたところでございます。
今回の訪問によりまして、世界の都市の首長や国際団体との連携が強化され、国際社会における本市のプレゼンス向上につながったほか、今後のフランスからの誘客に向けた足掛かりを築くことができたと考えております。この成果を最大限に生かし、国内外から選ばれる都市として着実な成長につなげてまいりたいと存じます。
仙台市長 郡 和子
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