「第9回仙台国際音楽コンクール」がいよいよ開幕します（発表内容）

令和7年5月20日

3年に一度の仙台国際音楽コンクールの開幕が間近となりました。その概要についてお知らせをいたします。

ヴァイオリン部門は5月24日（土曜日）から6月8日（日曜日）まで、ピアノ部門は6月14日（土曜日）から6月29日（日曜日）までの開催となります。今回は、43の国や地域から、過去最多となる638名の出場申し込みをいただきました。この中から予備審査を通過しました、両部門合わせて76名の方が予選に出場する予定です。

このコンクール、皆さんご存じのように、歴代入賞者の目覚ましい活躍などにも後押しをされまして、若手音楽家の登竜門としてその地位を確立してまいりました。また、市民ボランティアの皆さんによる心のこもったおもてなし、これは、本コンクールを支える大きな柱の一つとなっています。今回も、出場者の皆さまが持てる力を存分に発揮できるよう、信頼性とホスピタリティの高い運営に努めてまいります。

また、コンクール期間中には、市民の皆さまにも音楽を身近に感じていただけるような、さまざまな関連事業を企画しております。審査委員による公開レッスンや、また出場者による無料コンサート、学校訪問コンサートなどを開催するほか、記念グッズも取り揃えておりますので、コンサートとあわせて楽しんでいただきたいと思います。

ぜひこの機会に会場に足をお運びいただきまして、ここ仙台から世界の舞台へと飛躍していく若き音楽家の皆さんたちに、温かい応援をいただきますように、心からお願いを申し上げます。

仙台市長　郡　和子