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更新日:2016年9月20日

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発表内容以外の質疑応答の概要

(1)先週、国連防災世界会議の担当者が仙台市に現地調査に来たとのことだが、手応えはどうだったのか

外務省と内閣府から現地視察で仙台にお越しになりました。1泊2日の日程でおいでになって、私も名刺交換とごあいさつをさせていただきました。

仙台市役所で資料に基づいて、我々の復興計画のありようですとか、国連防災世界会議について我々が準備していることなどお話を申し上げ、その冒頭に私がごあいさつさせていただきました。

それ以外の部分では、実際に会場となります仙台国際センターを見ていただいたり、隣接して作る予定の施設用地を見ていただきました。また、関連する博物館などの施設や、仙台市内のホテルも含めた複数の関連する施設もご覧になったということを聞いています。

手応えについては、審査になりますし、我々だけが立候補しているわけではありませんので、そういう意味ではご発言は極めてニュートラルだったという報告を受けています。

ただ、我々の資料も相当詳しく作りこみましたので、その部分については、大変分かりやすいということは言っていただいたようですが、それ以外のことについては、全くニュートラルな返答に終止されていたとのことです。

(2)今後のスケジュールはどうなっているのか

その話については、特に私はお聞きしませんでした。

(3)一番アピールしたところはどこか

仙台市が被災地の中心的な位置にあって、福島、岩手といった隣県も場合によっては視察の対象にすることができるし、そうした隣県の状況も報告の中にテーマとして入れていくことができると、宮城、福島、岩手、この3県が協力する体制があるということをアピールさせていただきました。

また、仙台市内でも、ホテルの宿泊については、ホテル関係者の中にすでに協力するという旨の会合ができていることを報告させていただきました。

(4)兵庫県小野市が、生活保護受給者の浪費を阻止するための福祉給付制度適正化条例を制定したが、市長の所感を伺う

生活保護を受けている方々が、どのような暮らしぶりをされているかについては、この間もいろいろな議論があります。私どもは一貫して、生活保護受給者といえども、一人の国民として自分の生活を楽しむとか、そういうことはある、ただ、生活保護受給者の方が、所得があるのにそれを隠しているようなことはいけないなど、いくつかのガイドラインというか指導すべき点があることは確かである、と認識しています。

我々は、生活保護受給者の方々に対し、ケースワーカーが日常的な面談や訪問をして、生活保護の不適正な利用のないように、しっかりと観察をさせていただいていますし、就労に向けての指導も合わせて行っているところです。

私自身は生活保護の件数が増えていくと、ケースワーカーがそれに応じて必要になってくることによる職員定数上の課題がありますが、しかしきめ細かな指導をしていくためには、ある程度のケースワーカーの持つ件数の上限が必要なことも確かです。それをしっかりと守りながら、定められた適正な生活保護の執行に努めていく考えです。

(5)兵庫県小野市の生活保護受給者に関する条例は行き過ぎと考えるのか

生活保護を受けている方に対する指導は、ケースワーカーのように生活保護法を良く承知し実際の運用について、例えば仙台都市圏における運用の経過とか、認定の様子とか、いろいろなことを良く分かって指導に当たることが基本だと思います。

さまざまな意味での人権とか、生活保護受給者の方にもお子さんがいらっしゃることとか、いろいろな状況がある中での指導になりますので、それは専門職が慎重に行うべきことだと考えています。

一般市民の方の通報ですと、例えばその暮らしぶりは、生活保護を抜け出されてからのことかもしれませんし、そういうことを、どう承知した上で通報するのかとか、非常に難しい課題があると思います。私自身としては、それは極めて慎重であるべき課題ではないかと思っています。

仙台市長 奥山 恵美子

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