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更新日:2016年9月20日
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このたび「仙台市宅地造成履歴等情報マップ」を作成しましたので、お知らせします。
マップは、お手元の資料のとおり4種類でございます。
宅地造成地における切土の高さと盛土の深さを段階的に示した「切土・盛土図」。
団地の造成年代を示した「造成年代図」。
地すべり防止法などによる危険箇所を示した「土砂災害危険箇所図」。
そして昔の地形を示した「旧地形図」の4種類でございます。
これまで、他の都市においても宅地造成地マップが作成されておりますが、このように4種類の地図を使って詳細な情報を提供するのは、全国で初めての取り組みでございます。
東日本大震災の際には、5400件を超える宅地被害があり、「自分の宅地が切土なのか、盛土なのか、いつ頃に造成されたのか知りたい」というお問い合わせを多数いただいておりました。
今回公開するマップは、こうした声にお応えするために、仙台市がこの間保有していた資料を整理・再編しまして、市民の皆さまによりご利用しやすいような形で作成したものです。
ご注意いただきたい点は、このマップは即土地の危険性を示すものではないということです。土地の危険性には、このマップでは示されていない、地質や地下水位などのさまざまな要因が影響しており、盛土だから即危険である、切土だから即安全である、ということではございませんので、くれぐれも市民の皆さまには誤解のないようお伝えしたいと考えています。
このマップによりまして、市民の皆さまがお住まいの宅地や周辺地域等の造成履歴を確認することができますので、今後の宅地や建物の安全を考える際の参考資料として、広くご活用いただければと思います。
仙台市長 奥山 恵美子
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