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更新日:2017年1月31日

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市政だより2017年2月号・市政トピックス

保原彩夏(ほばらさやか)選手と張本智和(はりもとともかず)選手に「賛辞の楯(たて)」を贈呈

バドミントン世界ジュニア選手権女子ダブルスで優勝した保原彩夏選手と、卓球世界ジュニア選手権男子シングルスおよび男子団体で優勝、男子ダブルスで準優勝した張本智和選手の功績をたたえ、昨年12月26日、「賛辞の楯」を贈呈しました。
辞の楯は、芸術、文化、スポーツなどの分野で優れた功績を残した市にゆかりのある個人や団体に贈るものです。
奥山市長は「仙台市民に大きな夢と希望を与える素晴らしいご報告をありがとうございます。東京オリンピック出場に向けて、これからも頑張ってください」と両選手の活躍をたたえました。

写真:張本選手(左から2番目)と保原選手(左から3番目)

張本選手(左から2番目)と保原選手(左から3番目)

安全・安心への決意を新たに―消防出初式を開催

1月6日、勾当台公園市民広場と市役所本庁舎前で、新春恒例の消防出初式が行われ、消防職員や消防団員、婦人防火クラブの方など約1,100人が参加しました。
式典に続き、消防音楽隊とカラーガード隊の演奏・ドリル演技や市内七つの消防団による伝統階子(はしご)乗りなどが行われました。階子乗りでは、高さ7.2メートルの階子の上で消防の心意気を伝える勇壮な演技が披露され、集まった多くの観客から歓声が上がっていました。
そのほか、特別機動救助隊等による訓練や消防車等による一斉放水が行われ、防火・防災への決意を新たにした一日となりました。

写真:観閲行進する消防団の階子乗り隊

観閲行進する消防団の階子乗り隊

平成28年は、火災件数は減少・救急出場件数は増加

消防局がまとめた平成28年火災・救急概況(速報値)によると、火災件数は前年比44件減の250件、火災による死者は昨年より3人減の5人となりました。
出火原因は放火(疑いを含む)が46件で最も多く、以下たばこを原因とする出火が30件、こんろからの出火が29件でした。
一方、救急出場件数は298件増の4万8363件。搬送人員は1,330人増の4万2,701人でした。

仙台市障害者差別解消・虐待防止連絡協議会を設置

障害者の権利擁護に係る体制の整備を進め、障害を理由とする差別の解消と障害者への虐待防止に携わる相談支援機関相互の連携強化を図ることなどを目的として、市では、障害者団体や行政機関など関係機関30団体で構成する「仙台市障害者差別解消・虐待防止連絡協議会」を設置しました。
昨年12月20日に第一回の協議会が開催され、それぞれの団体での取り組みの現状等について話し合いが行われました。

地域の防災に貢献―防災ボランティア表彰を実施

市では、長年にわたり地域の防災・減災に尽力された団体等を毎年表彰しています。1月16日、防災ボランティア表彰式が行われ、6団体を表彰しました。受賞団体は次のとおりです(順不同)。
「片平地区連合町内会」「国見地区連合町内会東部ブロック6町内会」「いわきり防災エンパワーメント」「榴岡地区町内会連合会」「八木山防災連絡会」「特定非営利活動法人おもいでかえる」

二十歳の門出を祝福―成人式開催

1月8日、カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で成人式が行われ、新成人たちが大人としての決意を新たにしました。
今年成人式を迎えた新成人は平成8年4月2日から平成9年4月1日生まれの方で、昨年より69人多い1万996人です。
第1部の式典で、奥山市長は「皆さんの前に広がる豊かで大きな未来に向かい、挑戦し続けてください」とメッセージを贈りました。また、新成人を代表して、出雲(いずも)和佳奈さんと大沼竜也さんが「未来を担う大人としての自覚と責任を胸に刻み、これから歩む道を一歩一歩踏みしめていきます」と誓いの言葉を述べました。
第2部「交流の広場」では、市内でまちづくり活動を行う若者団体の活動紹介や、新成人が生まれてから20年間の出来事を振り返るパネル展示コーナーなどが設けられ、新成人たちは記念の一日を思い思いに楽しんでいました。

写真:誓いの言葉を述べる新成人代表

誓いの言葉を述べる新成人代表

新たに津波避難施設が完成しました

市では、東日本大震災の教訓を踏まえ、津波から地域住民等の命を守るための施設として、津波避難施設の整備を進めています。昨年12月には若林区三本塚地区および宮城野区新浜地区・南蒲生地区に津波避難タワーが、1月には若林区種次地区・二木地区に津波避難ビルが完成し、利用を開始しました。
昨年11月22日、福島県沖を震源とする地震により津波警報が発表された際は、完成済みの3カ所の津波避難タワーに約150人が避難。緊急時の避難施設として、地域の方々に活用されています。
整備予定の津波避難施設13カ所のうち、これまでに10カ所が完成。残りの3カ所も本年度中に完成する予定です。

写真:南蒲生津波避難タワー

南蒲生津波避難タワー

 イラスト:杜のたより 市長コラム

冬の魅力を発信―温泉、そして雪遊び

今年は穏やかな年末年始で、初売りにも大勢の皆さんにお出でいただき、うれしい年の始まりでした。そうは言っても、冬はこれからが本番。冬をどう過ごし、春につなげていくのか。昔からの東北の変わらぬテーマです。
これまで東北の観光といえば、春の桜、七夕・ねぶた・竿燈(かんとう)などに代表される夏の祭り、そして秋の紅葉が定番でした。ところが最近、「冬の魅力を北海道に独占されるのは残念。東北の冬の楽しみをみんなで満喫しよう」という動きが加速してきました。その一つが、JR東日本が昨年12月からスタートさせた「行くぜ、東北。冬のごほうび」と銘打ったキャンペーン。「雪祭り&絶景」「温泉」「食」「酒」の四つを、日頃の頑張りへのご褒美として楽しもうというものです。
仙台を代表する温泉地「秋保」「作並」でも、冬の魅力を発信する取り組みを進めています。例えば秋保地区では、2月末まで「森の温泉『冬』ランチ―ごちそう日和」を開催中。秋保米などを使用した各旅館独自のランチを一律2,500円(税別)で楽しめるというもの。予約した方は、各旅館の日帰り入浴を特別料金で利用できるというのもうれしいですね。また、秋保・里センターでは、2月11日から3月20日まで「手づくりおひな様展」を開催。色とりどりのつるし飾りや時代雛(びな)、市民の皆さんの作品など、一足先に春の息吹を感じていただければと思います。
並地区では2月11日と12日、湯のまち作並・観光交流館ラサンタを会場に、雪まつり「ほっこり作並」が行われます。ラサンタとは、スコットランドの言葉で「温かさ、ぬくもり」の意味。雪像や雪のすべり台を楽しむとともに、夕方5時から8時までは、暖かく幻想的な雪灯籠の明かりをご覧いただき、「ほっこり」した気分で過ごしてもらいたいとの趣向です。会場内には、地域の方々や温泉旅館組合による飲食ブースや手作り市も出店。子どもや家族連れの皆さんも、雪像・雪灯籠作りに参加することが可能です。
っかく東北で暮らすからには、大いに冬を楽しみましょう。

仙台市長奥山恵美子

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総務局広報課

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