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更新日:2024年8月30日
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現下の社会情勢は、これまでの拡大基調から成熟した社会構造への大きな転換期にあり、人口減少社会の到来や高齢化の急速な進展、財政制約の高まりなどが予見される状況です。将来にわたって持続可能な都市運営を行うためには、限りある資源を有効に活用する経営的な視点を持つことが不可欠であり、より効果的かつ効率的に目的を達成することができるよう本市が果たすべき役割や保有している機能・仕組みを変革していく必要があります。
こうした中、本市が保有する公共施設についても、効果的・効率的に活用し、必要なサービスを持続的に提供し続けられるよう、経営的な視点に基づく改革が必要であることから、全庁横断的な体制を整備し検討を重ね、現状と課題の整理やマネジメントを行ううえでの基本的な考え方、具体の取組方策を記載した「仙台市公共施設総合マネジメントプラン」を平成26年3月に策定しました。
「仙台市公共施設総合マネジメントプラン」は、各般の取組みを行うことにより実質的な成果に着実につなげていくことを主眼としており、中長期的な取組みが必要となるものです。そのため、策定時からの変化を厭わず社会情勢や市民ニーズの変化に的確な対応を行うプランとし、これらの変化に応じて5年ごとを目途に全般的な見直しを行うこととしております。
このたびの、当初策定から5年の時期にあたる平成30年度末の見直しにあたり、公共施設のマネジメントにおける本市の基本的な考え方や取組方策を示すものであることの位置付けはそのままとし、具体的な取組みを始めてまだ数年しか経過していないこと、策定時からプランの基本的な考え方等を大きく修正しなければならないような社会情勢や市民ニーズの大きな変化もないことから、基礎的な数値の更新及び国や本市の取組み状況を踏まえた表記の時点修正を主として、更新を行いました。
「仙台市公共施設総合マネジメントプラン」では公共施設を取巻く環境を踏まえたうえで、施設の老朽化による更新や維持管理コストの増大、ニーズの変化への対応、庁内推進体制整備といったさまざまな課題に的確に対応することにより、安心して利用できる公共施設を将来にわたって持続的に提供することを目的とします。
公共施設を将来にわたって持続的に提供するためには、現在保有している公共施設を現行どおり改修・更新するだけでも、本市の財政負担水準を大きく超えており、公共施設について抜本的な対策を講じることが急務の課題です。よって、総合的で経営管理的な仕組み(公共施設マネジメント)の導入が必要であり、その実施にあたっては、「大切に長く使う」「効率的に使う・つくる」「総合的に進める」という3つの方針に基づき、整備拡張型から現有施設活用型への転換を図るとともに、施設機能に着目した管理・整備手法や民間活力の導入、推進体制の整備などに取組みます。
プランに掲げる5つの取組方策(総合的な管理・保全の強化、現有施設活用の徹底、施設の質・量の適正化、民間活力導入・市民協働の推進、公共施設マネジメント推進体制の整備)ごとに、その進捗状況を今後の予定も含め取りまとめた資料を公表しています。
現有施設活用の徹底について検討するための基礎的な資料として、施設の利用状況やコスト状況などの情報を整理・集約し、公表する取組みを行っています。詳細は次のリンク先ページをご覧ください。
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