発信器

株式会社プラスヴォイス遠山さん
発信器は、音を検知して、または火災報知機や電話線に接続して、受信器へ無線信号を送る機器です。次の2つのほかにも「呼び出しボタン」や「マルチセンサ発信器」などもあり、用途にあわせて選びます。

 

• ベビーセンサ発信器　（※受信器と組み合わせて使用します）
  発信機を赤ちゃんの側に置くだけ。赤ちゃんの泣き声を感知します。
  赤ちゃんの泣き声の大きさや設置距離により感度を3段階に調整、また1秒・10秒・30秒の連続した泣き声に反応するような設定が可能です。

• ドアセンサ発信器
  もともとのドアチャイムの近くに設置してその音を受信するようにするため、大規模な工事をする必要はなく自分で取り付けができ、いつでも、気軽に使い始めることができます。また、一般的に使用されるドアチャイム音が登録されており、近くでそれ以外の音がしても反応しないようになっています。設置に不安を感じたときは設置サービス（有償）も利用できます。

 

ベビーセンサ発信器は、赤ちゃんの泣き声を感知してくれるもの。近くで大きな音が鳴ればほかの音も感知してしまうのか聞いてみると、赤ちゃんの近くに置いて使用していただければ、掃除機や外の周り、テレビなどの不要な音に全部反応しないような作りにしているそうです。周りの音は拾わず、赤ちゃんの声だけに感知するなんて、安心できて便利だと思いませんか？

 

聴覚障害の方は自分の赤ちゃんの声が聞こえない、というのは考えてみればそうなのですが、聞いたそのときは驚きました。どんな音でも拾ってしまうと逆に不便、欲しい音を確実にとらえることが大切なんですね。ちょっとした声には反応しないよう感度を調整できるのも忙しいお母さん、お父さんにはうれしい機能です。ちなみにつまよは、どんなものを知らせてくれるセンサーがあったらうれしいですか？

私は一人暮らしなので、部屋の異常をお知らせしてくれるセンサーがあると助かるかな。例えば水の出しっぱなしや冷蔵庫の開けっ放しを知らせるセンサーが開発されたらうれしいです。

 

なるほど！どちらも音が聞こえないと気づきづらいかもしれませんね。冷蔵庫は開けっぱなしにしても、音でしか警告しないですし。でも残念…つまよご希望のセンサーは未開発のようです…。（2020年7月現在）

 

ドアセンサ発信器はもともとのドアチャイムの近くに設置してその音を受信できるため、大規模な工事をする必要はなく自分で取り付けができ、いつでも、気軽に使い始めることができます。また、一般的に使用されるドアチャイム音が登録されており、近くでそれ以外の音がしても反応しないようになっています。また、設置に不安を感じたときはプラスヴォイスさんのほうで有料の設置サービスを利用することができるようです。

そうですね。聴覚に障害があると、相手の口元をしっかりと見て集中して話を聞く必要があるので、聞きながらメモをとるのが難しいんです。そうなると、せっかく説明してもらっても、いざ自宅などで設置するときに分からなくなる心配がありますので、設置サービスがあるのはとても助かります。

 

また発信機については生活スタイルに合わせて組み合わせることができるのですが、値段を優先したいとか、どの部屋にいても来客に反応したいなどの要望別の組み合わせをプラスヴォイスさんが提示してくださいます。自分の生活スタイルにあった組み合わせを購入できるってとてもうれしいですね。

受信器

株式会社プラスヴォイス遠山さん
発信機がキャッチした信号は、生活様式に合わせて用意された様々な受信機がお知らせします。例えば「ベルマンアラームクロック」は、一見普通の目覚まし時計ですが、受信機にもなっていて、光と大音量、さらに接続するベッドシェーカーの振動で確実に伝えてくれます。もちろん、目覚まし時計としての機能も十分です。
その他にも、強力なフラッシュでお知らせする「フラッシュ受信器」や身に付けるタイプの「ページャ受信器」などがあります。

私は普段、携帯のアラームで目を覚ますのですが、思い返してみるとバイブレーションの音と音楽に起こされていますね。

 

私は音では目覚めないでしょうね。ベッドシェーカーはブランケットのうえからでも振動を感じるので、寝ている間に知らせてほしい火災報知器の受信機としても有用だと思います。
他にも持ち歩き用の受信機や特に強い光でお知らせしてくれる受信機など、生活スタイルを妨げない様々な受信機の用意がありました。購入の際は一度ご相談をされてみるのが良いと思います。

お話を聞いて

つまよが生活上の不便を相談すると、悩みに対応した商品をあっという間に目の前にならべてくれましたね。

 

本当にお世話になりました。「ベルマンビジットシリーズ」はこうした組み合わせによる対応力が心強く、生活上のバリアを取り払ってくれます。
第2回は「UDトーク」を11月にご紹介予定です。