ホーム > 市政情報 > 広報・広聴 > 記者発表資料 > 記者発表資料 2023年度(令和5年度) > 10月 > 「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」の海岸防災林が自然共生サイト(第1期)に認定されました
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更新日:2023年10月6日
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「30by30(サーティバイサーティ)目標」は、生物多様性の損失を食い止め、人と自然の結びつきを取り戻すために、令和4年12月に採択された世界目標で、2030年までに陸と海の30%以上を自然環境エリアとして保全しようとするものです。
環境省ではこの目標を達成するため、国立公園等の保護地域の新規指定・拡張等に取り組むとともに、令和5年4月から、新たに「自然共生サイト」の制度を開始しました。この制度は、地方公共団体や民間等の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定し、同区域を30%目標に組み込むことで目標達成を図るものです。これを受けて本市では、「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」の海岸防災林について、自然共生サイトへの認定を申請していました。
このたび、本日6日(金曜日)、環境省から、同海岸防災林が自然共生サイトに認定されたと発表がありました。今後、10月25日に認定証が交付される予定です。今後も、生物多様性の保全により一層努めてまいります。
令和5年4月(第1期の申請受付期間:4月3日~5月8日)
30by30目標の達成に向け、地方公共団体や民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を認定する。
専門家から構成される審査委員会が審査を行い、環境大臣が認定する。里地里山の自然環境があることや、水源涵養(かんよう)などの生態系サービスを提供している場であることなどの認定基準がある。
122か所(うち宮城県内1か所)
「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」の海岸防災林
宮城野区岡田字砂原地内、若林区荒浜字南官林地内 計3.28ha
東日本大震災により甚大な被害を受けた仙台東部地域一帯のみどりを、市民ひとりひとりの「ふるさとの杜」と捉え、再生に取り組んでいくプロジェクト。
多重防御と文化震災の記憶継承という生態系サービス提供を目的に市民協働で生物多様性の豊かな海岸防災林を育成する活動であることが評価されました。
自然共生サイトについて(環境省ウェブサイト)(外部サイトへリンク)
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