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更新日:2024年4月2日

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その他質疑応答(令和6年4月1日)

次世代放射光施設ナノテラスについて

Q1

今日ナノテラスが、供用開始はもう少し先なのですが、本格始動、稼動ということで、仙台市の方でも利用枠というのを持ってそちらを提供されているかと思うのですけれども、その募集状況ですとか今どのような状況かと、それが予想と比べて多い、少ない、もし分かれば教えていただきたいのですが。

A1

平成30年から国と地域の5者パートナーが一丸となって整備を進めてまいりましたナノテラスです。一応今年度からということですけれども、実際測定が始まるのは今月の9日だというふうに聞いているところですが、いずれにしろ大変うれしく思っています。本市でもぜひこの世界最高峰の分析性能を活用していただいて、多くの皆さんたちにいろんなイノベーションですとか新しい産業を生み出してもらいたいというふうに思っておりまして、本市が保有する利用権を配分するナノテラスシェアリング2000という事業を推進しているところでございます。これは多くの方々にぜひご相談もいただいて、ご支援をさせていただきたいと思っているところです。現在確定しているのはまだ少のうございますけれども、複数者の間で相談をしているというふうに聞いております。詳しくは担当にお聞きいただければというふうに思います。いずれにいたしましても、まだまだこの有効性というのをご存じない企業も多いと思うので、ぜひ本市の持っている枠の中で使っていただいて、その有用性というのを実感していただけたらというふうに思っています。

 

紅こうじに係る健康被害について

Q2

紅こうじの(サプリメントの)件でお伺いしたかったのですが、直近で仙台市として把握されている健康(被害)を訴えている方の件数とか相談件数をお持ちであればお聞かせください。

A2

3月31日17時時点のまとめでございます。このサプリメント摂取後に体調不良を生じて、保健所で調査を行った市民は4人いるというふうに報告を受けております。今後も医療機関などから情報が寄せられた場合には速やかに必要な調査を行いまして、調査結果は国に報告をするということになっております。この4人についてですけれども、入院は一時お二人いらしたということですけれども、今はこのお二人は退院をされたと。残る2人については現在調査中というふうに聞いているところです。

 

Q3

この件の率直な市長の受け止めというのはどう受け止めていらっしゃるのでしょうか。

A3

サプリメント、しかも健康に有用とされていたサプリメントでこのようなことが起こっているというのは本当に遺憾なことだと思います。このサプリだけでなくさまざまなところでこの会社の作られた紅こうじが使用されているというふうなことでもございますし、いろんな調査が行われていて、回収対象となっているものについても保健所において市内の取り扱い事業者に速やかな回収をするようにも伝えているところでして、これだけ大きな被害が広がっているということについては本当に困ったことだと思います。そしてまた、何か摂取をして体調不良をお感じになっている方がおられれば、ぜひ医療機関の方にご相談をいただきたいというふうに思います。

 

Q4

調査をされた方が4人いるということでしたが、そのうち厚生労働省に報告した人数というのは、その一時入院していたお二人ということでよろしいのでしょうか。

A4

(生活衛生課長)

4人のうち2名について調査結果を国に報告をしてい(ます)。

 

Q5

4人というのは、その報告のあった日時であったり、4人のうち2人が入院で、もう2人は入院はしていないという認識でよろしいですか。

A5

(生活衛生課長)

4人のうち残りの2人の方については今もって調査中ということで手元に情報はございません。

 

Q6

市に報告があった日時を確認させてください。

A6

後ほどお答えさせていただきたいと思います。

 

Q7

もし何か健康被害の具体的な内容が分かれば教えていただきたいのですが。

A7

(生活衛生課長)

症状につきましても内容は控えさせていただいておりますので、ご了承いただきたいと思います。

 

Q8

お一人目が摂取されたサプリというのは紅麹コレステヘルプというお名前だったかと存じますけれども、お二人目が摂取されていたのは対象となっているサプリのうちどちらに当たるかというのは判明しておりますでしょうか。

A8

(生活衛生課長)

同じものでございます。

 

Q9

紅麴コレステヘルプ(ですか)。

A9

(生活衛生課長)

コレステヘルプです。

(市長)

いずれにしても、健康のために摂取をしていたサプリメントでこのような健康被害をもたらすような事態になっているということは本当に憂慮すべきことだというふうに思っています。一刻も早く原因を究明していただきたいと思いますし、本当に体調を崩しておられる方がいらっしゃるのであればいち早く医療機関にご相談いただきたいと思います。

 

Q10

入院したお二人が紅麴コレステヘルプを摂取してということだったのですけれども、今残りの調査中のお二人も同じサプリを摂取したかというのは分かりますか。

A10

(生活衛生課長)

今手元に情報がありませんのでお答えしかねます。

 

Q11

もし分かれば後ほど教えてください。

A11

(生活衛生課長)

承知しました。

 

Q12

入院された方の具体的内容については控えるということですが、軽症という理解でよろしいですか。

A12

(生活衛生課長)

国の報告様式がありまして、そちらの記載でまいりますと、5段階あるうちの中等度というふうな分類で報告をしてございます。

 

Q13

お二人とも。

A13

(生活衛生課長)

はい。

 

Q14

退院されたということは現時点で体調は回復はされている状態でしょうか。

A14

(生活衛生課長)

何をもって回復かというのはなかなか微妙なところでありますが、少なくとも重症ではない状態というふうなことかと思います。

 

ライドシェアの導入について

Q15

日本版ライドシェアについてお伺いしたいと思うのですけれども、先日、仙台市も導入の先として候補というか、選ばれていましたけれども、まずこの日本版ライドシェアに対する市長のご見解といいますか、導入に向けてのお考えをお聞かせいただけますでしょうか。

A15

4月中にいろいろ国から公表されるのだというふうなことでございます。タクシー事業者の方々の意向調査もされるということですけれども、いろんな地域があって、このライドシェアを導入した方が住民の方々の移動の手段というのが確保できるというふうな自治体も日本国内ずいぶん出てきているようです。本市においての状況というのはまだそこまでは至っていないというふうには聞いておりますけれども、今後既存のタクシーやバスといった公共交通と共存できる制度にしていくことは何よりも重要だというふうにも思っておりまして、今後国から発表される情報等もしっかりと見ていかなくてはいけませんし、また実際にタクシー事業者の方々との意見交換というのも必要になってくるのだろうというふうに考えています。

 

Q16

現状の認識としては、市長はタクシー不足というのは生じているのかどうかというのはどのように(お考えでしょうか)。

A16

仙台市の場合ですと供給過剰のおそれもある準特定地域という指定も受けているし、十分ではないかというふうに県タクシー協会からはお話を聞いているところでもございます。ただ、曜日によってですとか時間によってですとか、なかなかつかまりにくいという状況もあるのかもしれません。そういうことなどについても、国からいろいろと調べた上でのお話があるものというふうに思っております。

 

Q17

不足が生じるという何らかの数字なりデータなりがしっかり示されれば、これは導入する方向というのは考え得ることだということなのでしょうか。

A17

それも詳細(が)どういうふうなものなのか見てみないとですし、そしてまた実際のタクシー事業者の方々の認識とどうなのかということもあるかと思いますし、配車アプリデータのみならず流しでどういう状況なのかとかですね、把握し切れないところもあろうかと思いますので、やはりいろいろな情報を見ていくべきなのだろうというふうに私は捉えています。

 

Q18

先日、市議会の方でも導入に当たっては慎重な検討をという意見書が可決されましたけれども、これは少し市長としても状況をしっかり把握しながらゆっくりとというか、慎重に検討を進めるというご認識なのでしょうか。

A18

そのとおりです。

 

仙台市長 郡 和子