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更新日:2020年7月28日

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発表項目以外の質疑応答(令和2年7月27日)

令和2年7月27日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

新型コロナウイルス感染症関連

Q1

先週末というかGoToトラベルキャンペーンが始まった4連休がありましたけれども、その4連休の市内の様子、状況をどのように見ていらっしゃるのか。仙台の観光地にとってプラスな面、あるいはもしかしたらマイナスな面とかあるかもしれないと思うのですけれども、市長としてどのように見ていらっしゃいましたか。

A1

やはり感染が拡大したということもあって、市中に出ておられる方の数についてあるいは観光を楽しまれる方の状況についてどうであったのか、申し訳ありません、まだ詳細を把握しておりません。どのぐらいの人出であったのか前と比べてどうであったのか、その詳しいところを見ておりませんので、私からはこういう状況だったなという感想をここで申し述べる状況にはありません。

 

Q2

国の専門家会議の方が第2波について訪れつつあるというような発表というかご発言がありましたけれども、そのご発言に対する受け止めをお願いできますか。

A2

これはかなり人数が増えていて、それぞれの地域で過去最高ということも言われているところもあると承知をしております。ただ本市の状況について、実は専門家の先生にこれは第2波と言えるのかどうか伺ったところ、そのような状況にはまだないというふうにお話しいただきました。ただ安穏としているわけにはいかないわけでして、各地域で若い人たち中心の感染から年齢の上がったところの感染まで広がっていて、しかも感染経路が分からない方が増えているということについてはこれはやはり危機感を持って取り組んでいかねばならないと思っております。

 

Q3

専門家の方がまだそのような状況ではないとおっしゃったということなのですけれども、その理由としてはどういった理由を挙げていらっしゃるのでしょうか。

A3

つまり市中でわあっと広がっているということではなくて、この間のクラスターもそうでしたけれども、学生さんたちが大人数で宴会を行ったというようなことに起因するものなどだということで、どこに原因があってどのような広がりなのかということを把握できている状況だということからだというふうに理解しています。

 

 

総社デニムマスクについて

Q4

今市長も付けられているデニムマスクですが、さらに増産するということだったのでちょっとこの増産するに至った経緯、理由と、このマスクに期待することを改めて伺えればと思います。

A4

今日してまいりましたこのマスクです。総社市さんとのコラボレーションで作ったマスクなのですが、前回は大変好評だったのですが手に入らない方々が多くて申し訳なく思っておりました。今回総社市さんから新たにデニム生地をいただくことになり、また市内の障害者の施設でこれを作るということで、ここに総社市と仙台のタッグですよという、これも縫い込んだマスクになりました。実は(現物を)持ってきたのですけれども、お子さん用のマスクと大人用のマスクと、以前は1つだったのですけれども、複数こういった形で作成することになりました。一枚一枚手作りのものでございます。障害をお持ちの方々の所得を増やすためにも賃金を上げていくためにも、それからまた皆さま方もぜひ総社市との関係性ということについても思いをはせていただきながら、ぜひ付けていただければなと思います。

 

 

宮城復興局の移転について

Q5

宮城復興局について、まだ検討中ということですけれども石巻に移設をして、仙台市の方は支所だとかちょっと縮小するようなことを検討していて、自治体の方にも意見を聞きながらということのようなのですけれども、石巻の方に移すというこの案について市長はどのようにお考えでしょうか。

A5

当初、この宮城復興局について移動するかどうかということについての意見聴取がございましたときには本市の立場を申し上げたところでございますけれども、この夏をめどに政令で定めるというふうになりました。その上で沿岸地域がまだまだ復興の状況が途中であるということでより身近なところに置くべきではないかという判断になったのだろうと思います。ただこの仙台にも支所、今度は逆転する形ですけれども、支所が置かれるということのようでございます。正式な決定までにはもうちょっと時間がありますが、そのようなことで仙台としてはまだまだハード事業の方は一定程度終えてきましたけれども、まだ蒲生北部のところですとかそれからあと被災された方々の心のケアですとか引き続き取り組んでいかねばならないこともございますので、今度は支所を通していろいろとやっていかねばならないのだなというふうに認識をしております。

 

Q6

全体的な流れというか、本体を石巻の方に移して仙台は支所にするというのは妥当だというふうにお考えですか。

A6

本当は当初はここに役所も集中しておりますので、ここにあった方が、また県内も広うございます、沿岸部だけでも南、北、いろいろあってどうなのかしらんとも思ったのですけれども、でもそういう判断になって、確かに石巻ということであればそれは妥当なのではないかと思います。

 

Q7

石巻の立地条件というか交通の利便性だとか、そういうところの観点ということでしょうか。

A7

そうですね、三陸道も随分延びましたし、そういう意味では沿岸地域の情報収集をさらに活発化していただいて、さらなる復興を加速していただければありがたいなと思います。

 

 

避難勧告・避難指示の見直しについて

Q8

国の方で避難勧告と避難指示を一本化するというようなお話が出てきていますけれども、これは実際に発令するのが自治体になるわけですけれども、これまでレベル4のところに2つあって混乱を生むのじゃないかというような話もあって、これまでのところと今回の一本化するという方針が出たところに対してどのようなお考えを持っていらっしゃるか教えてください。

A8

私は新聞報道で知った段階でございます。正式にそのようなことに決定したというようなことでは聞いておりません。ただいろいろな混乱の声があったというのもそのとおりだと思っております。正式な決定というのを待ちたいと思います。

 

 

救急車の現場到着遅延について

Q9

先々週、消防局の方で救急車の行き先というか現場をちょっと間違えてしまって、患者さんの方、因果関係は不明ということですけれども結果的にお亡くなりになったということがありました。昨年の11月にも救急車が行き先の病院を間違えてしまって、こちらも患者の方がお亡くなりになるということがありまして、そういうミスというか続いているのかなという印象を受けるのですけれども、こちらはどのように受け止めていらっしゃいますか。またどのように対策等を取っていくご予定でしょうか。

A9

まずは今回お亡くなりになられた方に対して、そしてまた市民の皆さま方に対しても消防に対する信頼を損ねることになった、このことについて心からおわびを申し上げたいと思います。救急はそれこそ市民の皆さま方の命を守る最前線であるわけですから、このようなヒューマンミスはあってはならないと思っております。このようなことが二度と起きないように、それこそヒューマンエラーだけは何度もチェックできるように防止策を講じていくようにと、私の方からも指示をさせていただいたところです。

 

 

仙台市長 郡 和子