仙台空襲により焦土と化した仙台の戦後復興の記録を次世代に伝えるため、本市では毎年「戦災復興展」を開催しています。
今年度は、戦後80年の節目の年として、東北大学、東北学院大学、仙台・空襲研究会、仙台市公文書館や河北新報社による企画展示や、井上きみどり氏の漫画パネル展のほか、仙台市出身のシンガーソングライターである伊東洋平氏の平和祈念コンサート等を実施します。
1 日時
7月5日(土曜日)~13日(日曜日) 9時~17時
2 会場
仙台市戦災復興記念館(青葉区大町2-12-1)
※入場無料
3 展示内容
- 「東北大学の戦争体験と復興」(東北大学)
- 「配属将校制度と学校教練―東北学院の苦悩―」(東北学院大学)
- 「民間用として造られた国内最大規模の防空壕」(仙台・空襲研究会)
- 「公文書に見る戦中戦後の仙台市」(仙台市公文書館)
- 「風化にあらがう色彩―河北新報 戦災写真カラー化プロジェクト―」(河北新報社)
- 漫画パネル展「爆弾と紙のランドセルと白いごはん」(作:井上きみどり 氏)
- 映像上映「仙台と空襲」・「西公園・広瀬川沿いの防空壕」
- 「戦災を語り継ぐ人々」のパネル展示
- 墨絵「七・一〇之譜」(作:渡邉昭砆 氏)
- 仙台空襲・犠牲者氏名板
- 常設展 ※クイズラリーも実施します。参加者には記念品を差し上げます
4 イベント内容
(1)オープニングセレモニー
- 日時 7月5日(土曜日)10時~
- 会場 2階 記念ホール
- 内容
ア)主催者あいさつ
イ)戦災復興展の概要説明
ウ)講演「民間用として造られた国内最大規模の防空壕」
(講師)仙台・空襲研究会 新妻 博子 氏
(2)ギャラリートーク
「3 展示内容」の1~4の展示について、企画展示担当者による展示解説を行います。
- 日時 7月5日(土曜日)13時~14時
- 会場 地下 展示ホール(13時~)、4、5階会議室(13時30分~)
(3)2階 記念ホールでのイベント
- 平和祈念コンサート
ア)日時 7月6日(日曜日)14時~
イ)出演 シンガーソングライター 伊東 洋平 氏 ほか
- 平和学習 講話およびミニライブ
ア)日時 7月10日(木曜日)9時30分~11時
イ)対象 市内小学6年生 ※一般の方も見学可能です
ウ)内容
・戦災復興記念館アドバイザーによる講話
・伊東洋平氏ミニライブ
- 朗読「朗読でつづる≪鎮魂の譜≫Vol.28 『戦後』80年 くずれぬ平和を」
ア)日時 7月12日(土曜日)14時~
イ)出演 朗読グループ<風>
- きらめく星のコンサート
ア)日時 7月13日(日曜日)14時~
イ)出演 市内で活動する合唱サークル(11団体)
(4)1階 ロビーでのイベント
- 紙芝居
ア)日時 7月12日(土曜日)10時~
イ)出演 百束 たき子 氏
- 仙台空襲体験発表
ア)日時 7月6日(日曜日)10時~、7月12日(土曜日)10時30分~、7月13日(日曜日)10時~
イ)出演 戦災復興記念館語り部ボランティア
(5)まち歩きイベント
- 大学生によるまち歩き(東北大学構内)
ア)日時 7月8日(火曜日)10時~12時
イ)案内人 大学生ボランティア
- 街中に残る「戦後80年」を探して
ア)日時 7月11日(金曜日)10時~12時
イ)案内人 仙台・空襲研究会 斎藤 広通 氏
5 その他
復興展チラシ(PDF:2,295KB)