太白区内の市立小学校2校において、児童の学校生活の様子等を撮影した画像や動画が記録・保存されているタブレット端末（iPad）を紛失する事案が発生しました。

　いずれの事案についても、現時点で情報の流出は確認されていませんが、対象の児童および保護者の皆さまにご迷惑をおかけいたしましたことをおわびいたしますとともに、機器を含めた情報管理の徹底を図り、再発防止に努めてまいります。

1　概要

事案1

　太白区内の市立小学校Aにおいて、2月28日（月曜日）に、タブレット端末1台を動画の撮影で使用し、その後コンピュータ室内の保管庫に格納していたが、3月17日（木曜日）に所在不明となっていることが判明した。当該端末には、学校行事のために撮影した児童の動画が記録されていた。

　全職員による捜索を行ったものの、発見には至らず、10月28日（金曜日）に、警察署へ届出を行った。

事案2

　太白区内の市立小学校Bにおいて、9月9日（金曜日）に、タブレット端末1台を授業等で使用し、その後職員室内の保管庫に格納していたが、9月12日（月曜日）に所在不明となっていることが判明した。当該端末には、児童の学習や活動の様子を撮影した画像および動画が記録されていた。

　全職員による捜索を行ったものの、発見には至っていない。また、タブレット端末のカバーの一部が、9月27日（火曜日）に校舎内および学校敷地隣接地から、同28日（水曜日）に学校敷地隣接地から、それぞれ発見されており、対応について警察に相談している。

2　再発防止策

　11月7日（月曜日）付で、教育委員会から、全市立学校長および幼稚園長宛てに、タブレット端末を含めた情報機器の適切な管理方法に係る通知を発出予定。

　各学校においても、端末等の管理状況について再確認するとともに、端末使用後のデータの速やかな削除の実施など、情報管理の一層の徹底を図り、再発防止に努める。