ホーム > 新型コロナウイルス感染症関連情報 > 罹患後症状(いわゆる「後遺症」)について
更新日:2023年11月30日
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新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(以下、「後遺症」という。)は、新型コロナウイルス感染症に罹患した後に、感染性は消失したにもかかわらず、他に原因が明らかでなく、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
WHO(世界保健機関)の定義は、「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないものである。通常はCOVID-19の発症から3カ月経った時点にもみられる。」としています。
世界的に調査研究が進められている最中であり、まだ不明な点が多いですが、現時点の調査研究では、罹患後症状の多くは、時間経過とともに症状が改善することが多いとされています。
代表的な症状として以下のものが示されています。
疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下
後遺症を疑う症状がある方は、かかりつけ医や身近な医療機関にご相談ください。医療機関において慎重な経過観察や症状に応じた対症療法を行い、治療上の必要に応じて、かかりつけ医等が専門医へ紹介する等により対応していくことになります。
かかりつけ医がいない方や相談する医療機関に迷う場合は、下記の宮城県ホームページに診療・相談等が可能な医療機関一覧を掲載しておりますので参考としてください。
【宮城県ホームページ】新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)について(外部サイトへリンク)
【注意事項】
本市では、後遺症でお悩みの方に対して「療養解除後の相談(後遺症等)ダイヤル」を設けて症状や体調についてのご相談を受け付け、診療・相談等が可能な医療機関の情報を紹介しています。
※宮城県域(仙台市外)にお住まいの方は、前項の宮城県ホームページのリンク先をご確認ください。
厚生労働省において、罹患後症状についてのアプローチ・フォローアップ方法などについてとりまとめ、医療従事者等の助けとすることを目的に以下の手引きを作成しています。
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント(第3.0版)」(外部サイトへリンク)
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
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