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更新日:2016年9月20日

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下水道管ができるまで

わたしたちの家庭で汚した水を浄化センターで処理するため、また、わたしたちの街に降った雨を川などに流すためには、各家庭と浄化センターや川が「下水道管」でつながっていなければなりません。その下水道管はどのようにしてつくられているのでしょうか。

現場の調査

水は、高いところから低いところへ向かって流れます。

下水道管は下水が自然に流れるようにつくらなければなりません。そのためには、道路の高さや距離などをきちんと測量し、工事のの障害になるものがないか調べる必要があります。

現場調査・測量

工事の設計と積算

道路の下には、水道、ガス、電気、電話などの管や線が埋められています。これらになるべくぶつからないように下水道管を埋める位置や高さを決めていきます。

また、あまり深いところに下水道管を埋めると、工事にお金がたくさんかかったり、下流で下水をくみ上げるポンプ場が必要になります。なるべくお金がかからないように設計します。
設計ができたら,工事にいくらお金がかかるか積算します。

工事の金額が決まったら,施工してもらう業者を入札で決めます。

工事の設計・積算

工事の流れ(開削)

地面の下に浅く埋められる下水道管は、地面を掘って(開削工法)つくられます。

工事前工事前(断面図)

掘削掘削(断面図)
舗装をコンクリートカッターで切り、取り壊していきます。

土留め土留め(断面図)
地面を掘って、土がくずれないように土留めをします。

下水管敷設下水管敷設(断面図)
下水道管をつなげていきます。

埋め戻し埋め戻し(断面図)
土を埋め戻していきます。

舗装舗装(断面図)
道路の舗装をします。

工事後(完成)
完成!

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お問い合わせ

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