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更新日:2016年9月20日
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顕微鏡でのぞかないと見えないほど小さい微生物。
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微生物くん |
実際の微生物(左:グラウコマ、右:リトノツス) |
一匹一匹は小さくて頼りないですが、暮らしやすいまちをつくるために多くの仲間たちと一緒に浄化センターに住んで、大切な仕事をしています。
それでは、微生物たちのはたらきについて見てみましょう。
皆さんが使った汚水は浄化センターまで運ばれてきます(汚水の流れについては最初のページ「仙台が生きていくための静脈」をご覧ください)。
浄化センターについた汚水はまず、最初沈殿池に入ります。
ここにはまだ微生物たちはいません。
最初沈殿池では、微生物が食べられないような大きな汚れが取り除かれます。
水に溶けた細かい汚れだけが、微生物たちの住む反応槽に送られます。
反応槽のなかには、微生物たちを元気にする空気がどんどん送りこまれます。
最初沈殿池から流れ込んできた汚水の中には、微生物たちが大好きな汚れがいっぱいです。
その汚れをいっぱい食べ、仲間を増やしてくっつきあって、最終沈殿池へと流れていきます。
最終沈殿地では、かたまりとなった微生物たちがゆっくり時間をかけて底の方へ沈んでいきます。
そうして残った上澄みを消毒して、海や川へと放流します。
仙台のまちから出された汚水の汚れを一年中、一日も休まず食べ続け、きれいな水を海や川に返すのが微生物たちの大切な役目なのです。
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