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更新日:2016年9月20日

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仙台が生きていくための静脈

皆さんが使った水(汚水)や地上に降った雨水は、そのままにしておくと日常生活のじゃま者になってしまいます。ちょうど皆さんの体の「静脈、心臓、腎臓」のように、この汚水や雨水をまちの外に排出するシステムが下水道です。

汚水の流れ

皆さんが使った水(炊事、洗濯、お風呂に使った水、トイレで流した水など)は、家の中の排水管を通って下水道管(汚水管)に流れていきます。仕事場や学校で使った水、レストランで使った水なども汚水管に流れていきます。

汚水の流れ図

汚水は排水設備を通って公共ますから取付管、汚水管へと流れていきます。
排水設備は人間で言えば「毛細血管」のようなものです。「動脈」である水道を通ってきた水は、「細胞」にあたる皆さんの家や職場などで「静脈」である下水道に受け渡されるのです。
排水設備は皆さんが管理する設備です。また、公共ます、取付管、汚水管は仙台市が管理します。

浄化センターまでの流れ図

汚水管にはゆるやかな勾配があり、汚水はその傾斜にそって浄化センターに流れていきます。
汚水管は皆さんの体でいえば「静脈」にあたります。場所によってはポンプでくみ上げて流します。ポンプ場は皆さんの「心臓」に当たる大事な場所です。

浄化センターにたどり着いた汚水は微生物の力できれいにされ、海や川に戻されます。

雨水の流れ

家に降った雨も排水管を通って雨水管に流れていきます。雨水は汚水とは違う管を通って流れていくのです。

雨水の流れ図

雨水は、雨水ますから雨水取付管を通って雨水管と流れていきます。
道路に降った雨は側溝から雨水管に流れ込みます。

雨水管から川までの流れ

雨水管にもゆるやかな勾配があり、雨水はその傾斜に沿って流れていきます。
この流れも都市にとっての「静脈」です。場所によってはポンプ場でくみ上げて流します。
この雨水は浄化センターを経由せずにそのまま海や川に放流します。

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