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更新日:2025年4月18日

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ふるさとの杜再生プロジェクト

更新内容

令和7年4月18日更新

〈「ふるさとの杜再生」に必要な5つの活動〉

  • 活動状況を更新しました。

〈「ふるさとの杜再生プロジェクト」リーフレット〉

  • 2025年版に更新しました。

〈ふるさとの杜だより〉

  • ふる杜だよりvol.30を発行しました。

ふるさとの杜再生プロジェクトトップ写真

第1回グリーンインフラ大賞を受賞しました

「ふるさとの杜再生プロジェクト」が、グリーンインフラ官民連携プラットフォームが主催する「第1回グリーンインフラ大賞」の〈防災・減災部門〉において最優秀賞(国土交通大臣賞)を受賞しました。

「第1回グリーンインフラ大賞」は、自然環境が有する多様な機能を活用したみどりのインフラ『グリーンインフラ』をあらゆる主体の積極的な参画や官民連携により推進するために、全国の自治体や民間企業で構成される「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム」が、(1)防災・減災部門、(2)生活空間部門、(3)都市空間部門、(4)生態系保全部門の4つの部門において、グリーンインフラの優れた取り組み事例を表彰するために設立されました。

受賞した取り組みは国土交通省において国内外へ情報発信されていく予定です。

自然共生サイトに認定されました

令和5年10月25日に「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」の海岸防災林(宮城野区岡田字砂原地内、若林区荒浜字南官林地内 計3.28ha)が生物多様性の保全が図られている区域として環境省の自然共生サイト(第1期)に認定されました。

今後も生物多様性が豊かな杜づくりを育んで参ります。自然共生サイトロゴ

ふるさとの杜再生プロジェクトとは

東日本大震災により、東部沿岸地域のみどりは甚大な被害を受けました。みどりの再生には、たくさんの樹木を植えるだけでなく、その後の樹木の育成、保全等に多くの力と時間が必要となります。
本プロジェクトは、「杜の都・仙台」の復興のシンボルのひとつとなる事業として、市民・NPO・企業等の皆様の力を結集し、海岸防災林をはじめとした東部沿岸地域のみどりの再生を図ります。東部地域にかつてのみどり豊かな景観を取り戻し、再び皆が集う場となるよう、取り組んで参ります。

ふるさとの杜の位置付け

海岸林や海岸公園、居久根など、かつて東部地域の風景をなし、また復興の過程で新たに生じるみどりについて、これらを『ふるさとの杜』として、市民協働の推進や事業間の連携を図りながら、その再生・創造に取り組みます。

プロジェクトの目的

東部地域におけるみどりの再生・創出

プロジェクトの目標

震災で失われたみどりに加え、復興の過程で生まれる新しいみどり、これらのみどりがプロジェクトを通し市民の手により再生・創出、成長、成熟し、仙台市民の新たな心のふるさと、風景となっていくことを目指します。

プロジェクトの計画期間

震災後概ね30年をプロジェクトの期間として設定します。10年ごとにプロジェクトの進捗や実施状況を振り返り、組織や目標の見直しを行います。

活動方針・内容・運営

プロジェクトのゾーニングイメージ

プロジェクトの活動のフィールドとして、次に示す3つのゾーン分けを行います。
各ゾーンでは、それぞれの特徴に基づく将来像へ向けたみどりの再生・創出を行います。

ふるさとの杜再生プロジェクトゾーニングイメージ図

  • 海岸の杜ゾーン:防災林を形成し、復興の中核をなすみどり
  • 居久根の杜ゾーン:田園風景のたたずまいを残すみどり
  • 近隣の杜ゾーン:住環境に密接したみどり

「ふるさとの杜再生」に必要な5つの活動

本プロジェクトの主役は市民です。ふるさとの杜の再生へ向け、多様で多くの市民が参加し、協働を推進できる実施体制を整えます。プロジェクトは大きく5つの活動「植える」「育てる」「支える」「伝える」「活用する」により構成されます。

「植える」マーク 地域や子どもたち等市民の皆様、協賛・協力企業の皆様によって植樹を行います。

〈最近の活動〉

フェリシモ基金事務局から東北花咲かお母さんプロジェクト基金の寄附を受けて、令和6年10月19日に宮城野区岡田砂原地区で植樹を行いました。

当日は、地元の方々、株式会社フェリシモ、株式会社キカクラボ(基金創設者)の皆さまと一緒に、シラカシやサクラなどの広葉樹100本を植樹しました。

R6フェリシモ寄附植樹会集合写真R6フェリシモ寄附植樹会の様子

「育てる」マーク 地域や子どもたち等市民の皆様、協賛・協力企業の皆様によって苗木の維持管理活動を行います。

〈最近の活動〉

令和6年6月から10月にかけて、海岸防災林岡田砂原地区で全3回の育樹会を行いました。植栽した苗木を大きく育てるために除草きを行った後、周辺を散策したり、虫や草花などの生きもの観察を行いました。
参加した方々は、木々の成長や生きもの観察を通して、みどりの再生や生きものたちの回復を体感しながら、育樹作業に取り組みました。

このほか、令和6年6月22日と9月29日に、アイリスオーヤマ株式会社の支援により、仙台を拠点としている4人組ロックバンドのMONKEY MAJIKと育樹会を行いました。遠くは岡山県から参加があり、参加した方々はMONKEY MAJIKのメンバーとの会話を楽しみながら、苗木まわりの除草を行いました。

育樹会withMONKEYMAJIK集合写真育樹会withMONKEYMAJIK除草の様子

 

「支える」マーク 植樹や育樹で必要となる樹木の寄附や、樹木・資材購入資金の寄附を募集します。

ふるさとの杜再生プロジェクト事業で使用する苗木や資材の購入のための資金となる寄附を募集しております。ご希望される個人・仙台市内本社の法人・各種団体の方は、『仙台ふるさと応援寄附』の「ふるさとの杜再生」のメニューより寄附をお願いいたします。また、本事業は『企業版ふるさと納税』の対象事業(仙台市地方創生総合戦略基本目標4防災環境都市づくり)となっておりますので、ご寄附をご希望される仙台市外本社の法人の方は、百年の杜推進課へご連絡ください。併せて、樹木や資材等物資でのご寄附を希望される方は、事前に百年の杜推進課へご連絡ください。

令和6年度にご支援いただいた皆さま(50音順、敬称略)SDGsロゴ

  • アイリスオーヤマ株式会社
  • 株式会社高速
  • 仙台トヨペット株式会社
  • 株式会社BWM
  • 株式会社フェリシモ フェリシモ基金事務局 ※
  • 公益財団法人三菱UFJ環境財団

 ※仙台ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議への支援

「伝える」マーク 本プロジェクトの理念を発信し後世に伝えるため、未来を担う子どもたちと共に活動します。

〈最近の活動〉

6月から12月にかけて、市内小学校の児童が若林区荒浜の海岸防災林で育樹作業として除草や補植を行いました。補植作業では、枯れた苗木のところに、新しい苗木を植えました。また、苗木づくりについても学び、コナラやクヌギのどんぐりをポットに植え付けたり、小さいポットから大きいポットへ植え替えを行いました。

小学生育樹体験(除草)小学生育樹体験(苗木づくり)

「活用する」マーク 海岸や貞山堀、海岸公園の遊びや学習活動等を通じて、ふるさとの杜をより身近なものにします。

 

仙台ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議

市民団体や企業、地域の皆さんと一緒にみどりの再生に向けた取り組みを進めていくため、平成27年9月、これまでみどりの復興等に取り組んできた団体などを中心に連絡会議を立ち上げました。活動状況は、「ふるさとの杜だより」、「連絡会議ホームページ」等をご覧ください。

連絡会議メンバー(令和7年4月現在)ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議のイメージ

花と緑の力で3.11プロジェクトみやぎ委員会

仙台緑のボランティア団体連絡会

特定非営利活動法人都市デザインワークス

新浜町内会

南蒲生町内会

認定特定非営利活動法人 冒険あそび場

 -せんだい・みやぎネットワーク

仙台CATV株式会社

株式会社藤崎

日本リサイクル緑化協会東北支部                

公益財団法人仙台市公園緑地協会

仙台商工会議所青年部(準会員)

仙台市建設局百年の杜推進課

 活動の内容によりメンバーは随時変わります。

「ふるさとの杜再生プロジェクト」リーフレット

「ふるさとの杜再生プロジェクト」の概要や取り組みを紹介しています。

ふるさとの杜だより

「ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議」の活動の様子をご覧いただけます。

関連リンク

令和4年3月より「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議」ホームページを開設いたしました。
本ページではプロジェクトの紹介や、植樹会・育樹会など各種イベントの情報発信を行っております。
下記の「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議」ホームページをご覧ください。

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お問い合わせ

建設局百年の杜推進課

仙台市青葉区二日町12-34二日町第五仮庁舎4階

電話番号:022-214-8392

ファクス:022-216-0637