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更新日:2024年8月30日

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黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌による食中毒

黄色ブドウ球菌とは

黄色ブドウ球菌は、環境中に広く分布し、健康な人の鼻腔、咽頭などにも生息しています。また、食中毒の原因となるだけでなく、傷やにきび等にも存在して化膿性疾患を引き起こします。

この菌は、食品中で増殖するときにエンテロトキシンという毒素を作り、この毒素を食品と一緒に食べることにより、人に危害を及ぼします。菌自体は熱に弱いですが、エンテロトキシンは100℃20分の加熱でも分解されません。

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出典:内閣府ホームページ(https://www.fsc.go.jp/sozaishyuu/shokuchuudoku_kenbikyou.html)

原因食品

にぎりめし、寿司、弁当、卵や肉などの調理加工品、和・洋菓子など

多くの食中毒事例は、人由来の黄色ブドウ球菌が手指を介して食品を汚染し、発生しています。

潜伏期間と症状

潜伏期間:30分~6時間(平均3時間)
症状:悪心、おう吐(激しい)、下痢

予防方法

  • 手指に傷等がある場合は、食品に直接触れず、使い捨て手袋を着用して調理をすること。
  • 手指の洗浄・消毒を徹底すること。
  • 食品は10℃以下で保管し、菌の増殖を抑えること。

 

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お問い合わせ

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