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更新日:2020年8月26日

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発表項目以外の質疑応答(令和2年8月25日)

令和2年8月25日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

特別定額給付金について

Q1

明日が特別定額給付金の締め切りとなっていると思うのですが、昨日の状況だと残りの世帯もだいぶ少なくなっているというところなのですが、それに対する受け止めと、今日も含めて戸別訪問で申請の呼び掛けされていると思うのですけれども、改めて市長のお言葉でメッセージをお願いします。

A1

明日がこの特別定額給付金の申請の締め切りということでございます。この間、対象世帯にお知らせをしながら99%の世帯は支給申請を受け付けて、残りは1%、昨日現在で5,457世帯が未申請だというふうに報告を受けております。明日(の締め切り)以降の申請ですと、もう申請をいただいたとしても給付金を受給することはできませんので、お忘れの方あるいは申請できていない方に何とか申請していただくように、今お話しのあったように係(の者)が訪問をしたり、いろいろと対応に当たっているところでございます。ぜひまだ残されている時間はございますので、給付金専用ダイヤル022-302-6434、これにもご連絡をいただきたいと思いますし、忘れていないかどうかいま一度お確かめもいただきたいというふうに思います。

 

Q2

最初の10万円支給しますという国の発表があってからだいぶたちましたけれども、この事業について市長の評価というか、市民にだいぶ広く渡りましたけど活用がコロナ対策に生きているか、そういった観点で一言いただけますでしょうか。

A2

どうでしょうか。皆さま方にこの特別定額給付金10万円を有効に活用していただきながら、地場でいろいろ使っていただいている方もおられるでしょうし、また、大変厳しい生活状況に陥られた方々にとっては大変有効なお金であったと、そのように認識をしております。

支給が、本市においては約52万世帯でしたから、大変遅いという声もたくさんいただきました。一生懸命にこの業務に当たってきたところですけれども、それなりに皆さんのところに渡っているのではないかなというふうに認識をいたします。

 

 

Go To トラベルキャンペーンについて

Q3

感染症対策にも関わるところなのですけど、Go Toトラベルキャンペーンが始まって1カ月がたって200万人くらいが利用したということで、その評価を伺いたいのですけれども。岩手県の達増知事なんかは失敗だったというようなふうにおっしゃって、宮城県の村井知事はやってよかったというふうなこともおっしゃっていたわけですけれども、郡市長はそのGo Toトラベルキャンペーンというもの、今の段階でどのように評価されていますでしょうか。

A3

もとよりこれが前倒しになって、そしてまた東京が外されるといろいろ紆余(うよ)曲折はありましたけれども、でも賢明に利用される方々は利用されたのではなかったかというふうに思います。私の友人も、お友達と久々にゆっくり温泉に入れましたですとか、家族で過ごすことができたよですとか、随分とお得に泊まれたということを聞かせていただきまして、これは県内、とりわけ秋保、作並も含めてですけれども効果があったのではないかというふうに思っています。

 

Q4

すると郡市長としてはプラスの評価をされているということでしょうか。

A4

そうですね。たぶん活用された方々も大勢おいでだったというふうに思います。しかも近場で使ってくださっているのだろうというふうに推察いたします。そういう意味では、こういうものがあったから、じゃあ行きましょうかという、そういうお気持ちになられた方々も多かったというふうに思いますので、一定程度の評価はさせていただいているところです。

 

Q5

このGo Toトラベルキャンペーンをやったことによって、先ほど秋保、作並とかって名前も出ましたけど、仙台市内にとってはどういった効果があったというふうにお考えでしょうか。

A5

改めてですけれども、旅行といいますと遠くに行くですとか海外旅行をするとか、そういういろんな選択肢もあるのかもしれませんが、改めて身近なところでより良い観光資源に気付いていただく、あるいは見つけていただく、こういうことに資する、そういう場にもなったのではないかと思います。これから先、一緒くたに全国一律にというのは、なかなかこの7月以降の全国の感染の状況を見ますと難しいところもあろうかと思いますけれども、そういう中で東北の地域は感染者が圧倒的に全国から比べると少ないというふうなこともございます。そういう意味で、市民の皆さま方がいろいろ感染状況なども見ながら、そしてご自身も感染予防対策を取りながら賢明にいろんなことに取り組まれた上でお楽しみになったのではないでしょうか。

 

 

女川原子力発電所の再稼働について

Q6

女川原発の関連なのですけれども、先日市民団体の方が市役所を訪れて、村井知事が地元同意をするかどうかというところで市町村長等に意見聴取をするという意向を示していることを受けて、郡市長に対して、村井知事からもし意見を聞かれたときは賛成はしないでほしいというふうなことを要望したのですけれども、それについての受け止めはいかがでしょうか。

A6

要望は承知をしております。基本的には当該自治体の皆さま方のご判断と県知事の判断になるというふうに思っております。とにかく地域の方々の意見をよくお聞きになった上でお決めいただきたいというふうに思いますし、まだ知事にどうだというふうに聞かれておりませんけれども、聞かれた際には私の思い、私自身もいろいろな方々のお声も聞いた上でお答えしようというふうに思います。

 

Q7

仙台市は30キロ圏内には入っていませんけれども、広域避難の計画はありますし、福島の事故を見ると必ずしも30キロ圏内だけに影響はとどまらないのかなというところもあって、仙台市としても影響を受けるというか、女川原発はひとごとではないのかなと思っているのですけれども。今、基本的には当該自治体と知事の判断だとおっしゃったのですけれども、知事に聞かれたときにはご自身の意見を述べられるということだったのですけれども、今おっしゃれる範囲でどういった思いを持っているのかということを教えていただけますか。

A7

東北電力さんも今般の新たな基準による検査に対してさまざまな対策を取られてお取り組みいただいております。また避難計画については、もう既に国の方でこれは認められたものでもありますけれども、地域の皆さま方からのさまざまなご意見があるのもそのとおりだというふうに思います。

東京電力のあの事故は本当に忘れてはならない事故でございましたけれども、その教訓を生かしながら、今、今日まで続いているというふうに思います。私、昨日、渡部恒三先生がお亡くなりになられたというニュースを、大変驚き、そしてまたショックを受けて受け止めさせていただきました。あの東京電力の原発事故と、当該福島県の議員であった渡部恒三先生が予算委員会でご自身の質問時間ほとんどを会津弁でこの問題について訴えられていた様子というのを昨日このニュースを見たときに思い出して、涙が出てくるようなそんな思いでございました。でもあの事故を経て、教訓を経て私たちの今があるというふうにそう思っています。

 

Q8

確認なのですが、先ほどのお話の中の当該自治体というのは原発が立地する石巻市と女川町のことを指しているということでよろしいでしょうか。

A8

そうです。

 

 

渡部恒三氏の訃報について

Q9

今お話が出たのですけど、渡部恒三さんがお亡くなりになったというところの受け止めをもう少しお願いできますでしょうか。

A9

それこそ竹下派の七大奉行でいらっしゃった渡部恒三先生が自民党を飛び出して、二大政党を作るのだということで政治活動を燃焼されたわけです。ちょうど私は2005年初当選組で、渡部先生におまえら来いっていうので集められて、いろいろご指導いただきましたし、お食事も何度かご一緒させていただいて、いろんなお話を聞かせていただきました。あったかいですけれども厳しくもあり、大変いろんなことを教えていただいたと思っております。そういう意味では、こんなに早くお亡くなりになられたのかと思うと大変残念ですが、心からご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。

 

 

国政について

Q10

またちょっと国政にも絡むようなことになってしまうのですけど、立憲民主党と国民民主党が両党解党をして合流をしようということで動いていますけれども、郡市長ご出身の、かつて所属されたところを源流とされる党も関わるところなのですけれども、この動きについてはどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

A10

先ほどの渡部恒三先生のお話ではありませんけれども、やはり政治は競い合う勢力があると切磋琢磨(せっさたくま)されてより良いものになっていくという、これは私自身もそうだなというふうに思っております。ただ、今の合流がどのような形になるのかいまだによく分からないものですから何とも申し上げられませんし、国民の皆さま方、市民の皆さま方がどのようにご覧になっているのか、その辺もまだ私自身、調査というのでしょうか聴取もできておりませんので何とも言えませんが、私個人といたしましては、いろいろ紆余(うよ)曲折があったのだろうと思いますけれども、しかし根本のところで政権を取りにいこうという気概みたいなものが、ある方もいらっしゃるのかもしれませんけれども、どうなるのかなというように見えてしまうのは残念なことだなというふうに思います。

 

Q11

人によってあまりその気概が感じられないというようなところなのですか。

A11

私も中の状況がどうであるのか存じませんので、あまりこれ以上コメントできません。ただ国民の皆さま方に期待を抱かせるようなそういう形の合流であればと見ていますが、頑張っていただきたいなというふうに思います。

 

Q12

首相の在職日数が最長になりましたけれども、そちらへの受け止めもお願いします。

A12

昨日も病院に行かれたという報道も見ましたけれど、在任期間が最長になったということ、このことはやはり日本政治史上、憲政史上大きな出来事になるのだろうなというふうに思います。

 

 

イベントの開催制限について

Q13

仙台市も新型コロナウイルス対策を取りながら新しい生活様式での屋外モデルイベントをつくろうということで制度を作られましたけれども、先日、政府の感染症対策の分科会で、イベントの5,000人を上限とする制限とかを9月末まで延期をするという判断が下されましたけれども、この判断についてはどのように受け止めていますでしょうか。

A13

今のこの全国的な感染の状況を見た上でのご判断だと思います。私どももそれにのっとってやっていくということです。これについては、やはりベターな判断であろうというふうに認識をいたします。

 

 

仙台市長 郡 和子