令和5年4月25日

 

本市では今年度の施策の第一の柱に「ひとが輝く、デジタル化の推進」を掲げまして、「Full Digital(フルデジタル)の市役所」の実現に向けて、「まちのデジタル化」、「行政のデジタル化」に取り組んでいます。

今回、デジタル化をさらに加速させるため、「CDO補佐官」を採用いたします。「CDO補佐官」としてお迎えいたしますのは、日本郵政株式会社　常務執行役の中俣力(なかまた・ちから)さんです。中俣さんは、自治体業務の標準化、マイナンバーカード活用による官民サービスの提供、オープンデータ・ビッグデータの活用など、行政デジタル化全般に対する知見が豊富でいらっしゃり、海外の先進事例にも通じておられる方です。現在、日本郵政株式会社の常務執行役として日本郵政グループ全体のDXに中心的な役割を果たしておられます。

本市のデジタル化の推進に当たっては、民間企業の知見も生かしながら取り組んでいく必要がございます。補佐官とは、ご助言をいただきながら、本市が進むべき方向性について意見交換をしてまいります。そして今後さらに強力にデジタル化を推進していくために、より実務に近いレベルで、民間企業等からのデジタル人材の登用についても取り組んでまいりたいと考えております。私もCDOとして引き続き、市役所のデジタル化、力強く推進してまいります。

 

仙台市長　郡　和子