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更新日:2023年7月18日

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その他質疑応答(令和5年7月18日)

令和5年7月18日

 

秋田県の豪雨等について

Q1

この土曜・日曜・月曜と秋田県で大雨が降って大きな被害が出ました。記録的な大雨で、冠水被害とか土砂崩れとかいろいろな被害が起きたと思います。秋田県に比べると幸いにして仙台市ではそういった大きな被害というのは出ていないところでありますけれども、秋田(県)では記録的な大雨となっていて、今後どこで記録的な大雨が降って、どれだけ甚大な被害が出るかというのは今分からなくなってきているような実感があります。秋田県での大雨被害というところへの市長の受け止めと、仙台市として今後秋田(県)に何かするとか、あるいは仙台市での防災というのをこういうふうに強化していくというようなところがあればお伺いしたいと思います。

A1

まず九州に続いて今度は秋田県でも大変な豪雨被害が発生しているわけでして、被災された方々に心からお見舞い申し上げたいと思います。また亡くなられた方もおいでです。ご冥福をお祈りしたいと思います。

おっしゃられるように、線状降水帯が発生して長い期間集中豪雨が襲うということ、これはいつどこで発生するかなかなか予想しづらいところもございます。本当に大変な状況の中、今も一刻も早く復旧に向けてお取り組みになっていらっしゃる皆さま方にも敬意を表したいというふうに思います。

今のところ秋田から本市に対しての応援要請というのは入っていないところです。こちらの方でもさまざまな情報収集はしているもののそういうような状況です。被災された方々が一日も早く日常を取り戻せるように心からお祈り申し上げます。

併せて本市においてどのように防災・減災に取り組むかということです。内水の被害も多いというふうに秋田(県)の状況を聞かせていただいているところです。本市においても短時間に相当な雨が降った場合に、内水の氾濫ということがこれまでもあって、市民の皆さま方にご迷惑をおかけしたというふうに思います。そういう意味では大変な整備をしていく上では予算もかかることですけれども、順次計画を立てて進めているところでございます。またもしそういうような予報が出された場合には、何よりも命が大切だということで、これについてマスコミの皆さま方、報道機関の方々のご協力も得ながら、しかるべき時にはしっかりその情報が伝わるように取り組みを進めてまいりたいと思います。

 

Q2

今準備を進めているというようなお話がありました。具体的にどういったものがあるのか。これは今回を契機にではなくてこれまでも継続的に進めていることだと思うのですけれども、何か具体的なところがあればお伺いしたいと思います。

A2

この間、仙台駅前の内水被害ということについても、建設局を中心に対応に取り組んでいるところでございます。そのほか「雨庭(あめにわ)」という取り組みも重要だということで、つまりコンクリートで囲われてしまった都市部ではなかなか水をため込むことが難しくて、下水に大量の水が入り込んでそれが処理し切れなくなるというところもございます。そういう意味では雨庭という取り組みもこれから進めていこうということで順次取り組みをしているところと承知をしております。そのほか川の氾濫等々に備えて、今堤防の強化等々も、国のご協力、県のご協力もいただきながらも進めているところです。

 

Q3

(仙台市版)仙台防災枠組(中間評価)の中でも風水害の被害というのが課題として残っているという評価がありましたけれども、枠組の中では事前の投資というのが非常に大事だというふうにうたわれているわけですけれども、この重要性について改めて市長のお考えをお聞かせください。

A3

もちろんそのとおりだと思います。今回、地震・津波の中間評価においてはおおむね達成をしているということでしたけれども、風水害についてはまだもう少し取り組みが重要だというふうに思っております。そういう意味では先ほど申し上げましたように、内水の氾濫、これを防ぐ取り組みですとか、それからまたさまざまな下水の処理能力を上げていく、あるいは水をためておく、そのことを広げていく、そういうものも含めて対応に取り組んで今いるところです。未然防止の観点と、そしてそれを超えるところではやはり命を守る取り組みということで、市民の皆さま方に正確に適切な情報を早い形で伝達できるように努めてまいりたいと思います。

 

Q4

仙台駅前の冠水、2019年の台風(第)19号の時にあって、その後、五橋公園(等の地下)に雨水幹線の整備をされていると思うのですけれども、あれが一応基本的にメインとなって、あれによって被害を未然に防止していくというのが一番根幹のところという理解でよろしいでしょうか。

A4

まずはそのように考えております。そのほかにも小さな河川からのいろいろな流入ということもあって、低地における水害というのはまだまだ課題が残っているというふうに認識をしていて、その点についても順次取り組みを進めているところであります。

 

 

七夕飾りについて

Q5

市長の前にある七夕飾りなのですけど、先週はなかったように記憶していたのですが市長も制作に関わったのでしょうか。何か短冊に願いを書かれているのであればどんなことを書かれたのでしょうか。

A5

これは事務方が準備をしてくれました。仙台七夕まつりまでもうしばらくありますけれども、それまで会見の時には置きましょうということで飾ってくれました。

 

Q6

何か短冊を作って下げることは考えていますか。

A6

私自身ですか。それは今も話がありましたけれども、さまざまな災害がありますけれども災害が起こらないようにということは第一の願いです。

 

Q7

短冊を書いて来週までに下がるのですか。

A7

そういうことは取り立てて考えてはおりません。

 

 

市議会議員選挙について

Q8

今週、3日後から仙台市議会議員選挙が始まりますけれども、今のところの有権者の盛り上がり度というのはどのようにお感じでしょうか。

A8

どうでしょうか。選挙ポスターの掲示板が設置をされて、またいろいろな政党の幹部の方々も来仙をされておられるというのがここの連休の期間もあったわけでして、そういう意味では皆さま方は選挙が近いのだなということを感じておられるのではないかというふうに思います。現実的にどのように関心が高まっているのかということを私自身がいろいろな方々からお話を聞かせていただく機会はそうございませんけれども、ただ市議会議員選挙について盛り上がってきているのではないかしらんと、そのようにも見ているところです。

 

Q9

盛り上がってきているのではというところで、投票率については、前回と比べて上がる、もしくは下がる、何か上がる要因というのはお考えありましたでしょうか。

A9

前回の4年前の選挙について申し上げればどうだったでしょうかね。それより今回はとにかく立候補予定者の方々が、立候補を準備されている方が多いという状況ですから、前回よりは投票率は上がるのではないかしらんというふうに見ているところです。

 

Q10

あくまで予想というところになりますけれども、上がる幅といいますか(投票率)40%台にいくのでしょうか。

A10

どうなのでしょう。いずれにしても活発に議論が行われて、多くの皆さま方に投票所に足を運んでいただけるとありがたいなというふうに思います。市選挙管理委員会事務局の方でも区選挙管理委員会事務局の方でもさまざまな投票率アップのための取り組みをしているというふうにこの間もお話をさせていただきましたけれども、ぜひ皆さま方に投票行動につなげていただければというふうに思うところです。

 

Q11

21日告示の日は金曜日です。公務でお忙しいと思いますが、市長の選挙との関わり方についてはどうでしょうか。公務がびっしり入っている日でしょうか。

A11

今のところそのように、公務が入っていると承知をしております。

 

Q12

では何か応援なさる予定はないという受け止めでよろしいですか。

A12

どうでしょうか。もし空いている隙間があって、いろいろご要請等々があったりすれば、さまざま考えながら対応したいというふうに思います。

 

仙台市長 郡 和子