案内窓口 022-229-0631
ホーム > ブログ・SNS > 八木山動物公園スタッフブログ「八木山ZOO通信」 > スタッフブログ2025 > アフリカゾウの展示について(2025年10月25日)
ページID:83103
更新日:2025年10月24日
ここから本文です。
八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
最近は、朝晩の冷え込みが増し、いよいよ冬の訪れを感じる季節となりました。
当園では、今年も動物たちの寒さ対策を進めております。
今回は、アフリカゾウの「メアリー(メス)」と「ベン(オス)」の近況について、お知らせいたします。
「メアリー」は今年で推定59歳、「ベン」は36歳となり、「メアリー」は国内のアフリカゾウの中で最高齢、「ベン」はオス個体としては最高齢です。
「ベン」は、昨年末より体調不良が続いており、ゾウを専門とする関係者の皆さまからのアドバイスをいただきながら治療を行っております。
下腹部の浮腫(むくみ)はかなり改善しましたが、3月頃から腹痛を繰り返しており、動作が緩慢であったり、外に出たがらなかったりする場合には、無理をせず屋外展示を休止することがあります。
また屋内展示場では前足をたらいに入れて足浴を行うこともあります。
これは6月下旬頃から両前肢の蹄や周囲から排膿が見られたため、消毒液を用いて治療しているものです。
「ベン」の治療は、今後もしばらく続く見込みです。
体調や天候により展示が休止になる場合もありますので、引き続き温かく見守っていただけると幸いです。
「メアリー」につきましても、今シーズンも体調管理のため展示時間の短縮や展示の休止をさせていただく場合があります。
こちらも併せてご了承ください。
「メアリー」、「ベン」、「リリー(メス)」がこれからも当園で長く暮らしていけるよう、健康管理に引き続き努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

最近の「メアリー」

最近の「ベン」

足浴中の「ベン」
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159