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更新日:2021年10月12日
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国内におけるペットボトルのリサイクル率は8割を超えるものの、このうち再びペットボトルへ水平リサイクル※される割合は1割程度にとどまり、ほとんどが衣料品等ペットボトル以外の物へリサイクルされています。その多くは一度再利用された後、廃棄されてしまうため、資源の有効利用に向けては、繰り返し再利用が可能な水平リサイクルを推進することが重要です。
このたび、本市が収集した使用済みのペットボトルを新たなペットボトルへと水平リサイクルし、地域内での循環利用に取り組むため、株式会社伊藤園およびティーエムパック株式会社と連携協定を締結します。
本市では、使い捨てプラスチックの削減に向けたキャンペーンを展開するなど、これまでもプラスチック資源の循環に率先して取り組んできたところですが、今後この協定に基づく取り組みによりプラスチック資源のさらなる有効利用を進めていきます。
※水平リサイクル…使用済み製品を同一種類の製品へとリサイクルすること。資源を繰り返し利用できるため、環境負荷の低減が図ることができ、「質」の高いリサイクルとされる。
10月20日(水曜日)10時~10時30分
市役所本庁舎3階 第1応接室
※市長以外はオンラインでの出席となります
本市が収集した家庭から出される使用済みのペットボトルについて、伊藤園が指定するリサイクル業者へ売却し、新たなペットボトルへと水平リサイクルします。市内のティーエムパックの工場で、再生したペットボトルを用いて再びペットボトル飲料が製造され、仙台市内をはじめ東北各地へ出荷されます。年間あたり、2千トンの使用済みペットボトルを引き渡し、約1億本の再生ペットボトルに水平リサイクルされる予定です。
令和4年度より事業を開始し、地域内でのプラスチック資源循環を「見える化」するため、市内へ出荷される再生ペットボトルを用いて製造した一部商品のラベルに、今回の取り組み内容を掲載する予定です。
ペットボトルの水平リサイクルによる資源循環の取り組みイメージ(PDF:277KB)
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