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更新日:2023年5月23日

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IT導入補助金 IT導入支援事業者インタビュー:富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社

基本情報

事業者  

富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社

所在地:(宮城支社)〒980-0022 宮城県仙台市青葉区五橋1-1-23 カメイ五橋ビル5F

電話番号:022-221-2131

事業概要 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社は2021年に「富士ゼロックス」から社名を変更。ビジネスのあらゆる場面でDXの推進を通じて、業務プロセス全体の最適化など中小企業のIT戦略立案から運用・管理などの支援を行っている。

 「IT導入支援事業者」とは、IT導入補助金の申請者と共に事業を実施するパートナーとして、補助事業者に対するITツールの説明、導入、運用方法の相談等のサポート及び、補助金の交付申請や実績報告等の事務局に提出する各種申請・手続きのサポートを行う事業者です。

 

 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社は、業種や業務の特性に合わせた課題解決型のサービスを提供しており、IT導入補助金の「IT導入支援事業者」に登録されています。

 今回は、同社のIT導入支援事業者としての取組について、担当者様にお話を伺いました。

担当者の写真

 

- いつからIT導入支援事業者としての取組を開始されたのですか。

  IT導入補助金が始まったのは2017年からですが、当初からIT導入支援事業者として登録し、事業者様の支援を行っています。その頃は現在のような全国組織ではなく、「富士ゼロックス宮城」という単独の会社でした。

 

- IT導入補助金を活用する中小企業は増えていますか。

 当社ではIT活用のフェアなどを毎年開催していますが、昨年まではIT導入補助金を知らない方が多かったように思います。

 一方で、今年のフェアではIT導入補助金の存在を知っている方が多く増えたように感じました。コロナ禍以降、業務効率化の必要を強く感じられて、IT活用を意識されている方が増えているのだと思います。

 

- 今回、貴社では三洋テクニックスさんの業務効率化をIT導入支援事業者として支援されました。きっかけはどのようなものでしたか。

 三洋テクニックス様から日々の業務の困りごとなどを共有いただいたのがきっかけです。特に、労務管理や顧客情報管理システムでの課題があるということでしたので、「IT導入補助金を活用して課題解決に取り組みませんか」とご提案しました。

 

- 課題解決のためにどのような提案を行ったのでしょうか。

 当社の強みは、お客様の業務の特性に応じて様々なITツールをご提案できることです。実際にいくつかのITツールをお持ちし、デモンストレーションを行った上で、お客様の課題に合わせたご提案をしています。

 三洋テクニックス様に対しても、デモンストレーションやヒアリングを通して、業務環境に対応し、課題解決につながるツールをご提案しました。具体的には、スマートフォンから出退勤や残業申請ができるクラウドサービス「X'sion(クロッシオン)」と、残業時間などを自動集計できるシステム「クロノスPERFORMANCE」、顧客情報管理システムでは、業務に応じて必要な機能を紐づけできる拡張性に富んだ「kintone(キントーン)」の導入をご提案しました。

 

- 特定のITツールだけを提案するのではなく、業務の特性に沿った提案をしているのですね。

 課題解決を実現するには、お客様の業務特性などをしっかり把握することが重要だと考えています。また、デモンストレーションの際には、ツールの機能をご説明するだけではなく、使い方、画面の動き方なども見ていただいて、お客様のご要望に合うものか確認します。

 ヒアリングを重ねる中で、最初に想定とは異なるところに課題を見出す場合もあります。そのときには別のツールをご提案するなど、お客様にとって最適なツールを選んでいただけるよう心がけています。

 

- IT導入補助金を活用してITツールを導入するには、補助金の審査を経て採択される必要があります。貴社では、申請書作成にあたってどのような支援を行っていますか。

 当社で作成している申請マニュアルをご提供して、申請書作成のポイントをご説明したり、お客様に記入いただいた申請書を当社の過去の事例をもとに採択の確率を高めるための支援を行っています。

 例えば「通常枠」の場合、事業の内容や強み・弱み、補助金を活用してどんなツールを導入するのか、それはどんな効果が期待されるか、ツールによって事業をどのように変えていきたいか、などを記入する部分があります。初めて補助金申請をされるお客様には難しいと感じる場合もあるかと思いますので、ヒアリングなどを通じてお客様の課題を引き出し、それを申請書の内容に落とし込むお手伝いをしています。

 

- これまで支援された導入補助金の採択率はどのくらいでしょうか。

 現時点では、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)※では、支援した案件の採択率は100%に近い数字となっています。
※インボイス制度への対応を見据えた会計ソフト・受発注ソフトなどを導入する経費を支援する枠。

 

- 最後に、これからIT導入補助金の活用を検討している方にひと言お願いします。

コスト増加や人手不足など、事業者の皆様が抱える課題はたくさんあると思います。当社はマルチベンダーとして、お客様の課題解決につながる様々な商材をご提案いたします。お困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

- マルチベンダーとして最適なツールの提案のほか、事業計画書の作成支援も手厚く支援していただけるところが御社の強みなのですね。本日は貴重なお話ありがとうございました。

会社外観

取材日:令和4年10月6日

 

お問い合わせ

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