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更新日:2025年10月10日

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食中毒事件概要

食中毒事件概要

発生概要

1.発生月日  令和7年10月8日(水曜日)

2.原因施設

  • 屋号  伊達な仙台炉端 強次朗
  • 所在地 仙台市青葉区中央一丁目8-38 AKビル 9階
  • 営業者 有限会社KYOTAファクトリー 代表取締役 佐々木 強太

3.発症者数 1名(40代男性)

4.原因食品 刺身盛り合わせ(ヒラメ、スズキ、マグロほか)

5.病因物質 アニサキス

6.主症状  腹痛

7.摂食時間 10月7日(火曜日)午後6時

8.発症時間 10月8日(水曜日)午前8時

発生の探知と調査の概要

1.10月9日(木曜日)午後3時30分ごろ、市内の医療機関より宮城野区保健福祉センター衛生課に対し、患者からアニサキスを摘出した旨の連絡があった。

2.当該施設を所轄する青葉区保健福祉センター衛生課にて調査を行ったところ、次のことが判明した。

  • 患者は10月7日(火曜日)午後6時ごろに当該施設を31名のグループで利用し、刺身等を喫食した。10月8日(水曜日)午前8時ごろから腹痛を発症したため、翌9日(木曜日)に医療機関を受診したところ、アニサキスが摘出された。
  • 患者は発症前3日間、当該食事以外で魚介類の生食はしていなかった。
  • 刺身に使用された魚介類は、一部、冷凍処理されていないものがあった。

3.市保健所では次のことから、当該施設が調理、提供した食品を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者は発症前3日間で、当該食品以外にアニサキスが生きたまま混入している可能性のある生鮮魚介類を喫食していないこと。
  • 発症までの時間および症状が、アニサキスによるものと一致したこと。
  • 医療機関で患者からアニサキス虫体が摘出され、診察した医師から食中毒の届出があったこと。

行政処分等(仙台市保健所)

飲食店営業の一部停止処分(生鮮魚介類(冷凍品※を除く)の生食用での調理、提供の停止)

10月10日(金曜日) 1日間(処分日10月10日)

※冷凍品とは、-20℃で24時間以上中心部まで完全に冷凍したものをいう。

改善指示書の交付

お問い合わせ

健康福祉局生活衛生課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎6階

電話番号:022-214-8205

ファクス:022-214-8709