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更新日:2017年10月20日

指定国立大学法人として国内最大級の産学連携拠点を構築

東北大学ロゴ

東北大学

東北大学副学長
教授(情報科学研究科)・博士(工学)
青木 孝文氏

画像処理を様々な分野に応用。地元企業の育成を推進

東北大学青木副学長私が研究している画像認識は、三次元の形状測量をはじめ、医療画像や生体認証(バイオメトリクス)など、様々な分野で活用されています。技術的には共通なので、広い分野での応用が可能です。2000年代初頭にはスマホや大型ディスプレイといった分野で大手企業との共同研究が多かったのですが、研究を進めていく中で「試作をしてほしい」という要望が増加。地元企業に試作を分担してもらうことになりました。この仕組みが2010年に設立した産学連携機関「東北大学情報知能システム(IIS)研究センター」の原点となっています。IIS研究センター設立以前は、地元企業は大手企業からの委託開発が主でしたが、共同研究に加わり、大手企業や学生たちとのディスカッションなどを重ねることによって技術面だけでなく、企画力もハイレベルになっています。仙台市の支援を得て、最先端研究と企業をつなぎ、同時に地元企業の育成も推進。当地では各種産業向けの画像認識検査装置へのニーズが高いこともあり、画像認識を生かした産学連携が活発です。現在はロボット分野などでの連携も増えています。

国内に3校しかない指定国立大学法人に指定

東北大学外観2017年6月、東北大学は東京大学、京都大学と並び、「指定国立大学法人」となりました。研究、教育を通じ、優れた学生や院生を育てていることはもちろん、私たちが進めている産学連携の分野でも文部科学省から高い評価を得ています。とくに、世界から日本のトップと認められている「材料科学」や「スピントロニクス半導体」分野のほか、「災害科学」への取組みについても、世界の防災・減災に重要な役割を果たす学問分野として推進が期待されています。また、「未来型医療」に関しても、国内最大となる15万人規模の遺伝情報を収集しているほか、大学病院も約1,200床と最大規模を誇っています。さらに、東京ドーム17個分にあたる約81万平米という広大な青葉山キャンパスのスペースを使い、学内に分散する産学連携関係部門を集約し、アンダー・ワン・ルーフ型産学連携拠点を創る計画が進んでいます。青葉山キャンパスは地下鉄東西線でJR仙台駅から9分の青葉山駅に近接しており、東京駅からでも2時間で着けます。全国の国立大学でこれほど恵まれた立地条件にあるのは東北大学だけです。企業誘致を図るため、約4万平方メートルのサイエンスパークも用意。産学連携関係の設備を全て集約していきます。大手企業だけでなく、小規模のベンチャー企業にも入ってもらい、私たちと共同研究ができる体制をとっています。仙台市は東北大学を武器に、産学連携が日本一盛んな都市になると見ています。

ベンチャービジネスを興せる魅力的な都市を目指す

アンダー・ワン・ルーフ型産学連携拠点の構築は、大手企業や海外企業の誘致を促すだけでなく、人工知能など次世代を担う分野の拠点としても整備していきます。大規模設備などインフラに関する需要にも応えられますし、産学連携コーディネーターなどの人的なソフト面も充実。東北大学のインフラとソフトの両輪が回れば大きな駆動力を発揮できると確信しています。

 東北大学は現在、大学発ベンチャー企業数日本2位(株式会社帝国データバンクによる)ですが、2030年までに関連ベンチャー企業100社の設立を目指しています。また、AIや画像認識の分野では個人が最先端の研究にキャッチアップできる時代になっているように、優秀な人材の育成がポイントとなっています。その意味でも、技術面だけでなく、アントレプレナーシップ(企業家精神)を持った人材を育成していきたいですね。様々な企業の研究所が集積し、仙台市が学生・若者にとって新たなビジネスを興す魅力的な都市になってほしいと考えています。

(2017年7月取材)

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