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更新日:2025年7月7日
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環境省と日本自然保護協会の調査において、スズメの個体数が絶滅危惧種の基準に相当するペースで急激に減少していることが分かった。スズメの生態を尊重し、環境への配慮を行いながらすずめとの共存を実現することは、持続可能な社会の実現にもつながる。近年、スズメが巣作りを行える瓦屋根等が少なくなり、雨どい等に営巣してしまうケースが多くなっているそうなので、できるだけ人の暮らしに害を及ぼさず、スズメの生活に適した環境を提供するべきだ。例えば、公園などの樹木に巣箱を設置してはどうか。「仙台」と「スズメ」の深い関係性を全国や世界に発信することで、杜の都のイメージアップになり、野鳥にも優しい街、環境に優れた街として、移住者や旅行客の誘致になるのではないか。
令和7年4月
ご指摘のとおり、環境省生物多様性センターの調査報告等では、スズメの個体数が減少していることが報告されています。仙台市でも、農業者の高齢化が進み、採食の場である農地の耕作放棄が目立ち始めています。仙台市としては、農地・草地の割合が高い地域、いわゆる「里地里山」の保全や活性化を図るべく、啓発活動や農業支援制度、開発行為等への指導を推進してきたところでございます。引き続き、スズメの生息環境として適した里地里山にて、スズメを含む生物との共存ができるよう、仙台市全体の生物多様性の維持回復につながる環境の保全・活性化の施策推進に努めてまいります。
令和7年5月
環境局環境共生課
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