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更新日:2026年7月1日
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令和7年度「仙台市博物館調査研究報告」第46号には、以下の論文等を掲載しました。
明石 治郎
仙台藩の初代藩主である伊達政宗の和歌「入りそめて」は、政宗が仙台開府当時に仙台の城と町の今後を祝って詠んだものとして広く受け入れられている。しかし、その解釈に疑義を呈し、政宗の嗣子でのちに2代藩主となる忠宗の初入国に関わって詠まれた和歌であることの蓋然性を示した小文である。
佐々木 徹
本稿では、宇那禰神社(仙台市青葉区芋沢)所蔵の中世の棟札3点、及び黒石寺(岩手県奥州市水沢)所蔵の戦国時代~江戸時代前期の縁起・古文書4点を紹介した。前者の資料については、赤外線調査を用いて新たな字句の判読を試み、国分氏の家臣の名前や新たな年号(慶長9年)に関する知見を得た。後者の資料については、いずれもこれまで内容がほとんど紹介されてこなかったものであり、今後の中世・近世の奥羽天台宗寺院研究に資するものと考えられる。
明石 治郎、村岡 淳子
本稿は、前号に引き続き『仙台市史 資料編 伊達政宗文書』全4巻、『市史せんだい』Vol.17~30所収の「史料紹介 伊達政宗文書・補遺」(一)~(十四)に未掲載の新出資料を新補遺として紹介するものである。今回は21点の新出資料の翻刻と写真図版、1点の新調査資料の写真図版を掲載した。
鈴木 かおる
本稿では、近年仙台市博物館に収蔵された掛軸について、類似資料との比較及び他の記録類との比較検討により、伊達綱村による元禄一五年七月二五日晩の茶会に向けて道具組をする際の指示書と推定した。さらに、当該の茶会について、記録類の記述からその様子を概観した。
中武 敏彦
前号に続き、明治10年(1877)の西南戦争において、政府軍の召募巡査として従軍した旧仙台藩士富澤適世の従軍記録を紹介した。本資料は、令和6年度に寄贈された仙台藩士富澤家資料のうちの1点である。今号では九州地方での戦闘の後、東京へ帰還するまでの記録を翻刻した。
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