キリン　初めての同居（1月27日）

八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」

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キリン　初めての同居

1月16日の休園日、キリンのオスの「ユウキ」とメスの「エミリー」の初めての同居をパドックにて行いました。

飼育担当者、獣医師が集まり、同居の手順と想定される行動とその対処法を確認してからのスタートです。

以前、「ユウキ」と当時飼育していたメスの「サクラ」をパドックで同居させたことがありますが、「ユウキ」はその頃より大きく成長したので、「エミリー」がケガをしないように注意をしなければなりません。

まずは、「エミリー」をパドックに出して、「ユウキ」の部屋の前でのお見合いです。

それから、通路の馬栓棒（鉄の横棒）を閉めたまま「ユウキ」の部屋の扉を開けて通路越しのコンタクトです。

ご対面です

 

頭の高さが違います

 

頭の大きさもだいぶ違います

 

においをかいだり

 

ここで問題がなければ、いよいよ同居です。

いつもは部屋から出るのに時間がかかるユウキですが、今日はすぐに出ていきました。

さあ、どうなるでしょうか？

 

序盤は落ち着いているようでしたが、徐々に「エミリー」の行動が落ち着かなくなってきました。

 

「エミリー」はパドック内を走り始めそれにつられ、「ユウキ」も走りだしたり、鼻の穴を大きくして興奮してきたので、今回の初同居はここで終了しました。

時間をかけて、事故のないように同居の馴らしを進めていきます。

この同居を進めるにあたり、夜間も2頭を隣同士にして馴らすため、「エミリー」とメスの「アイ」の寝室の位置を交換しますのでご了承ください。

 

 

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