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更新日:2026年2月27日

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災害時の車中泊避難

車中泊避難とは

大雨による自宅の浸水や、地震による家屋の倒壊など、災害時には、自宅で避難生活を続けることが難しくなる場合があります。

また、熊本地震等の際は、余震への不安、乳幼児やペットを連れての避難、プライバシーの確保などの理由から、避難所ではなく自家用車で避難生活(車中泊避難)を選択する方も見られました。

しかし、車中泊避難にはエコノミークラス症候群などの健康リスクがあり、長期間の避難生活には適していません。

やむを得ず車中泊避難を行う場合は、以下の点に注意し、普段から備えておきましょう。

 

車中泊避難における注意点

エコノミークラス症候群への備え

車内の狭い空間で長時間過ごしていると、エコノミークラス症候群を発症するリスクが高まります。エコノミークラス症候群を予防するために、以下の点を心がけましょう。

  1. 日中は車外に出て歩くなど、適度に体を動かしましょう。
  2. 適切に水分をとりましょう。ただし、利尿作用のあるアルコールなどは控えましょう。
  3. 脚を伸ばした状態で寝ることができるか確認しましょう。
  4. 着圧ソックスや弾性ストッキングを着用し、血行をよくしましょう。

 

一酸化炭素中毒への備え

アイドリング状態や暖房を使用しているとき、車のマフラー(排気口)が雪や荷物などでふさがれると、排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。一酸化炭素中毒は無色・無臭で気づきにくいため、以下の点に気をつけましょう。

  1. エンジンを使用する際は、排気ガスがこもらないよう、周囲に十分な通気スペースを確保し、他の車とも距離をとって駐車しましょう。
  2. 就寝時はエンジンを停止し、毛布などを活用して暖をとりましょう。
  3. 定期的に窓やドアを開け、車内の空気を入れ替えましょう。
  4. 雪に埋もれた場合は、特にマフラー周りの雪をしっかり取り除き、排気ができる状態を確保しましょう。

 

熱中症および低体温症への備え

夏の暑さによる熱中症や、冬の寒さによる低体温症は、命に関わることがあります。身の危険を感じる前に、次の点に注意しましょう。

熱中症対策

  1. サンシェードなどを使い、直射日光を防ぎましょう。
  2. こまめに水分や塩分を補給しましょう。
  3. 日中はできるだけ車内にとどまらず、避難所などの建物の中へ移動しましょう。
  4. どうしても暑い日は、ためらわずエアコン(冷房)を使用しましょう。

低体温症対策

  1. 車用カーテンなどを活用し、窓からの冷気を遮りましょう。
  2. 定期的に窓を開けるなどして、窓の結露を防ぎましょう。
  3. カイロや寝袋、保温インナー、ダウンなどを使用し、しっかり体を保温しましょう。
  4. どうしても寒い日は、ためらわずエアコン(暖房)を使用しましょう。

 

安全な場所の確保

車内で就寝しているときは、周囲への注意が行き届かず、どうしても無防備な状態になります。少しでも安心して過ごせるよう、車中泊避難を行う場所を選ぶ際は、次の点に注意しましょう。

  1. 車や歩行者等の通行の妨げにならない場所に駐車しましょう。
  2. なるべく平坦な場所に駐車しましょう。傾斜がある場所では必ずサイドブレーキをかけ、タイヤに輪止めをして安全を確保しましょう。
  3. 車上荒らしなどの被害防止のため、人気のない場所や暗い場所での駐車は避けましょう。

 

車中泊避難の備え

短期間の車中泊避難であれば、あらかじめ必要なグッズをそろえておくことで、一定程度は快適に過ごすことができます。しかし、状況によっては避難生活が長引くこともあるため、次のような物資を日頃から準備しておきましょう。

  • 食料
  • 飲料水(1人1日あたり3リットルが目安)
  • 携帯トイレ(1人1日あたり5回分が目安)
  • ガソリン(満タンを心がけましょう)
  • 着圧ソックスまたは弾性ストッキング
  • 毛布、クッション、寝袋などの防寒用品

 

お問い合わせ

危機管理局減災推進課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎2階

電話番号:022-214-3048

ファクス:022-214-8096