仙台市観光シティループバス「るーぷる仙台」は、仙台市中心部の観光スポットを巡回するバスとして、皆さまにご好評をいただいています。

　このたび、市内のデザイン専門学校の学生によるコンセプトとデザインを取り入れた新車両が導入されました。

1　新車両について

導入台数

　1台

デザインについて

経緯

　令和4年度に行われた仙台市観光シティループバス運行協議会総会において、新たに導入する車両では、若者のアイデアによるコンセプトとデザインを基に製造することに決まり、仙台デザイン＆テクノロジー専門学校の協力のもと、実施したデザインコンペにて選ばれた2名の案を採用した。

提案者およびコンセプト・デザイン

高橋　京果（たかはし・きょうか）さん

　今までも、そしてこれからも、緑あふれる仙台の象徴となるような「るーぷる仙台」にしたい、という思いから一目で仙台らしさを感じてもらえるよう、市の花である「ハギ」をモチーフにしたデザインを構成した。

佐藤　莉子（さとう・りこ）さん

　蝶結びの水引には「何度繰り返しても良い」といった意味があり、歴史を現在に、そして未来へ紡いでいけるようにという思いを込めてデザインを構成した。また、観光客へのおもてなしと、すてきな旅のプレゼントを贈りたいという思いを込めた。

その他

　令和6年は仙台市市制施行135周年の節目の年であることから、期間限定のデザインラッピングを車両正面上部に施しています（令和6年12月末までの予定）。

2　新車両出発式について

　新車両の運行開始日に出発式を開催しました。

日時

　3月21日（木曜日）8時45分～9時00分

場所

　仙台駅西口バスターミナル16番乗り場　るーぷる仙台停留所前

出席者

　奥州・仙台おもてなし集団　伊達武将隊　伊達　政宗

　市長

内容

　市長あいさつ、バスの紹介、記念撮影、出発の号令（伊達政宗）

出発式の様子

新車両の仕様

ベース

　ノンステップ、車椅子用スロープ・アイドリングストップ装置付き中型バス

乗車人員

　51人乗り（座席20、立席30、乗務員1）

サイズ

全長：9030mm、幅：2300mm、高さ：3220mm