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更新日:2026年1月5日

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五種混合の予防接種について

五種混合(ジフテリア・百日せき・ポリオ(急性灰白髄炎)・破傷風・ヒブ感染症)の予防接種

ワクチンで予防できる疾病について

ジフテリアについて

ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起すことがあるため注意が必要です。

百日せきについて

百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通のかぜのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音がでます。熱は通常出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こします。乳児では命を落とすこともあります。

ポリオについて

口から入ったポリオウイルスは咽頭や小腸の細胞で増殖し、ヒトからヒトへ感染します。ポリオウイルスに感染しても、ほとんどの場合は症状がでず、一生抵抗力が得られます。症状がでる場合、ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染が広まり、麻痺を起こすことがあります。ポリオウイルスに感染すると100人中5~10人は、かぜ様の症状があり、発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。また、感染した人の中で、約1,000~2,000人に1人の割合で手足の麻痺を起こします。

破傷風について

破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉の強直性けいれんを起こします。最初は口が開かなくなるなどの症状が気付かれ、やがて全身の強直性けいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもある病気です。

ヒブ(Hib感染症)について

Hib感染症は、ひどくなると肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎等を起こし、亡くなることもあります。難聴などの後遺症が残ることもあります。ほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児は注意が必要です。

 

五種混合(DPT-IPV-Hib)ワクチンについて

五種混合ワクチンは、ジフテリア(D)・百日せき(P)・破傷風(T)と不活化ポリオ(IPV)とヒブ感染症(Hib)の各ワクチンを混合したワクチン(DPT-IPV-Hib)です。

1つのワクチンで5つの感染症を予防する効果が期待できます。それぞれの感染症に対する効果として知られているのは、以下の通りです。

  • ポリオに対して、ワクチン接種により、99%の方が十分な抗体を獲得すると報告されています。
  • 百日せきの罹患(りかん)リスクを、ワクチン接種により、80~85%程度減らすことができると報告されています。
  • 破傷風に対して、ワクチン接種により、100%近い方が十分な抗体を獲得すると報告されています。
  • ジフテリアに対して、ワクチン接種により、罹患リスクを95%程度減らすことができると報告されています。
  • Hibによる髄膜炎や髄膜炎以外の侵襲性感染症を減少する効果が期待できます。Hibワクチンは我が国を含め世界の多くの国々で現在使用されており、その結果、Hibによる髄膜炎症例は激減しています。2008-2010年とHibワクチン定期接種化後の2014年を比較すると、インフルエンザ菌髄膜炎の5歳未満人口10万人あたり罹患率が、7.7から0.0に100%減少し、インフルエンザ菌による髄膜炎以外の侵襲性感染症の罹患率が5.1から0.5に90%減少しました。

 

令和5年度までは四種混合ワクチン(DPT-IPV)+ヒブ感染症ワクチン(Hib)の組み合わせで定期接種を行ってきましたが、令和6年4月1日以降に接種を開始する方は、五種混合ワクチンによる接種が基本となります。

ワクチンの供給状況について(四種混合ワクチンの販売中止)

厚生労働省から、四種混合ワクチンの販売中止に伴う対応について、通知が発出されました。

四種混合ワクチンの販売中止に伴う対応に係る留意事項について(令和7年7月25日付厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課事務連絡)(PDF:75KB)

四種混合ワクチン(DPT-IPV)+ヒブ感染症ワクチン(Hib)の組み合わせで規定回数の一部を完了した方は、同じワクチンでの接種完了が原則ですが、四種混合ワクチンの販売中止により、予防接種を完了できない方に対しては、五種混合ワクチンを用いることが示されています。

なお、五種混合ワクチンについては、供給状況等に係る通知は発出されていません。

ワクチンの供給状況について(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)

 

定期予防接種の対象者、接種回数等

対象者

 仙台市に住民票がある以下の対象年齢のお子さん

  • 1期初回:生後2か月の月誕生日の前日から7歳6か月の月誕生日の前日まで

      (標準的な接種年齢:生後2か月の月誕生日の前日から生後7か月の月誕生日の前日まで)

  • 1期追加:生後2か月の月誕生日の前日から7歳6か月の月誕生日の前日まで

接種回数・接種間隔

  • 1期初回:20日以上の間隔をおいて【3回】

      (標準的な接種間隔:20~56日までの間隔をおいて3回)

  • 1期追加:1期初回(3回)終了後6月以上の間隔をおいて【1回】

      (標準的な接種間隔:1期初回終了後6~18月までの間隔をおいて1回)

接種方法

 【皮下接種】または【筋肉内接種】

 

接種費用

  1. 定期接種対象者が「定められた接種間隔」で「定められた回数」の予防接種を受ける場合、接種費用は無料です。
  2. 上記以外の接種について、接種費用は全額自己負担となります。

接種場所

仙台市個別予防接種登録医療機関より登録医療機関名簿をご確認いただけます。

登録医療機関名簿より医療機関を探し受診してください。

予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。

 

持ち物

(1)お子さんの住所・年齢が確認できるもの 

  マイナンバーカード等

(2)接種履歴を記録・確認できるもの

  母子健康手帳

(3)予診票・個人票

  令和6年度以降の『母子健康手帳別冊(乳幼児編)』につづられています

  予診票・個人票をお持ちでない場合には、接種当日に医療機関にてお渡しいたします。

  また、お問い合わせ窓口にて母子健康手帳を確認の上、事前に予診票・個人票を受け取ることもできます。

  • 四種混合ワクチンの予診票・個人票を使用する場合について

 令和5年度以前の『母子健康手帳別冊(乳幼児編)』には、四種混合ワクチンに係る予診票・個人票がつづられていますが、既に送付されている四種混合ワクチンの予診票・個人票を医療機関にお持ちいただくことで、五種混合ワクチンの予診票・個人票に書き換えて使用することもできます(予診票・個人票の書き換えは医療機関にて実施いたします。)。

 

お問い合わせ先

予防接種に関するお問い合わせ先はこちらをご覧ください。

 

厚生労働省ホームページ

五種混合ワクチンについて(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

健康福祉局予防企画課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎6階

電話番号:022-214-8452

ファクス:022-211-1915