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更新日:2023年12月28日
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ロタウイルスに感染して胃腸炎を発症すると、通常下痢や嘔吐は1週間程度で治りますが、下痢、嘔吐が激しくなると、脱水症状を起こす場合もあります。生後すぐに感染する場合もあり、初めてロタウイルスに感染した時は特に重症化しやすく、まれに脳や腎臓に影響をおよぼすこともありますので、ワクチンの接種は早い時期に始め、完了させてください。
このワクチンはロタウイルス感染による胃腸炎を予防します。ワクチンは2種類あり、接種回数は異なりますが、どちらもロタウイルス胃腸炎の発症確率を7〜8割減らし、重症化し入院するようなものはそのほとんどが予防できます。
なお、以下のお子さんへの接種は不適当とされています。
ア.腸重積症の既往歴のあることが明らかなお子さん
イ.先天性消化管障害を有するお子さん(その治療が完了したお子さんを除く。)
ウ.重症複合免疫不全症の所見が認められるお子さん
ワクチン名 | ロタリックス(1価) | ロタテック(5価) |
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接種回数 | 2回 | 3回 |
接種期間(※1) | 出生24週0日後まで | 出生32週0日後まで |
初回接種の期間 | 生後2月から出生14週6日後まで(※2) | |
接種間隔 | 2回目以降27日以上あけて接種 | |
接種量・接種方法 | 毎回1.5mlを経口接種 | 毎回2mlを経口接種 |
※1.「出生〇週〇日後」…誕生日の翌日を0週1日後として計算します。
※2.初回接種の標準的な接種期間を記載しています。接種自体は出生6週0日後から可能です。
予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
※予診票・個人票をお持ちでない場合には、接種当日に医療機関にてお渡しいたします。
また、お問い合わせ先窓口にて母子健康手帳を確認の上、事前に予診票・個人票を受け取ることもできます。
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