ホーム > くらしの情報 > 健康と福祉 > 健康・医療 > 感染症情報・予防接種 > 予防接種 > 「定期の予防接種(乳幼児期以降)」 > 結核の予防接種(BCG)について
ページID:9800
更新日:2025年3月25日
ここから本文です。
結核菌の感染で起こります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱いので、全身性の結核にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。
BCGは結核菌を弱毒化してつくったワクチンです。BCGワクチンは、スタンプ方式で上腕の2カ所に押し付けて接種します。生後1歳までのBCGワクチン接種により、小児の結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度罹患リスクを減らすことができると報告されています。
接種後10日頃に接種部位に赤いポツポツができ、一部にうみをもったりします。この反応は接種後約4週間頃に
最も強くなり、その後は、かさぶたができて接種後3か月までにはなおります。これは通常の反応で、抵抗力(免疫)がついた証拠です。接種部分は乾燥させて清潔を保ってください。ただし、接種後3か月を過ぎても接種のあとがジクジクしているような場合は医師に相談してください。
結核に感染している場合に起こることがあります。通常の反応より早い、接種後1週間~10日以内(多くの場合は3日以内)に接種局所の発赤、腫れ及び化膿があらわれ、2週間から4週間後に消炎、瘢痕化し、治癒する一連の反応をコッホ現象といいます。このような症状がみられた場合には、結核に感染している可能性がありますので、速やかに接種した医療機関を受診してください。
下記リンク先のウェブサイトから画像付きの説明をご確認いただけます。
日本ビーシージー製造株式会社「一般のみなさまへ」(外部サイトへリンク)
※注意事項をよくご確認ください。医師の判断によってBCG接種を受けられない場合があります。
下記リンク先の登録医療機関一覧より医療機関を探し受診してください。
予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
(1)ご本人様が確認できるもの(住所・年齢が確認できるもの)
マイナンバーカード、資格確認書(有効期限内の健康保険証を含む)等
(2)接種履歴を記録・確認できるもの
母子健康手帳
(3)予診票・個人票
予診票・個人票をお持ちでない場合には、接種当日に医療機関にてお渡しいたします。
また、お問い合わせ窓口にて母子健康手帳を確認の上、事前に予診票・個人票を受け取ることもできます。
次のような場合には、医師の判断によってBCG接種が受けられない場合があります。
※BCGワクチンの効果が充分に得られなくなる場合がありますので、接種前24時間以内の接種部位へのステロイド外用剤(軟膏等)の使用はお控えください。また、接種後の部位には当分の間(局所反応が治まるまで)ステロイド外用剤(軟膏等)の使用はお控えください。
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.