更新日:2019年7月10日
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肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。この菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気といった病気を起こします。
子どもで重い病気を起こしやすい13の血清型について、子どもの細菌性髄膜炎などを予防するようにつくられたのが、小児の肺炎球菌ワクチンです。このワクチンは2000年にアメリカでまず7価ワクチンとして接種が開始され、2010年から13価ワクチンに切り替えられました。現在では、100カ国以上の国々で13価ワクチンが標準的に使用されています。このワクチンを接種することで細菌性髄膜炎や菌血症を激減することが多くの国から報告されています。
仙台市に住民票があり、肺炎球菌感染症にかかったことのない以下の対象年齢のお子さん
生後2か月の月誕生の前日から5歳の誕生日の前日まで
【1】生後2か月の月誕生日の前日から生後7か月の月誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合 ⇒ 4回
【2】生後7か月の月誕生日から1歳の誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合 ⇒ 3回
【3】1歳の誕生日から2歳の誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合 ⇒ 2回
【4】2歳の誕生日から5歳の誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合 ⇒ 1回
【1】生後2か月の月誕生日の前日から生後7か月の月誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合
⇒27日以上の間隔をおいて初回1回目~3回目を接種(標準的な接種間隔:生後12月までに3回接種)
生後12月以降、初回3回目接種から60日以上の間隔をおいて追加接種
※生後12月~24月までの間に初回2回目接種を行った場合、初回3回目接種は行わず、追加接種のみ行う。
※生後24月までの間に初回2回目接種を行わなかった場合、初回2回目、初回3回目接種は行わず、追加接種のみ行う。
※生後24月までの間に初回3回目接種を行わなかった場合、初回3回目接種は行わず、追加接種のみ行う。
【2】生後7か月の月誕生日から1歳の誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合
⇒27日以上の間隔をおいて初回1回目~2回目を接種(標準的な接種間隔:生後12月までに2回接種)
生後12月以降、初回2回目接種から60日以上の間隔をおいて追加接種
※生後24月までの間に初回2回目接種を行わなかった場合、初回2回目接種は行わず、追加接種のみ行う。
【3】1歳の誕生日から2歳の誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合
⇒60日以上の間隔をおいて2回接種
【4】2歳の誕生日から5歳の誕生日の前日までに1回目の接種を行った場合
⇒1回接種
予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
予診票・個人票、母子健康手帳、健康保険証等(住所・年齢が確認できるもの)
(予診票・個人票をお持ちでない場合には、接種当日に医療機関にてお渡しいたします。また、お問い合わせ窓口にて母子健康手帳を確認の上、事前に予診票・個人票を受け取ることもできます。)
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