更新日:2023年9月26日
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ヒトパピローマウイルス感染症を予防するワクチン(以下「HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)」)については、平成25年6月から続いた積極的な接種のお奨めの差し控え状態が令和3年11月に廃止されました。
この間、積極的な接種のお奨めの差し控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保するため、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間、本来の定期接種の対象年齢を超えて、公費の助成により接種を行う「キャッチアップ接種」を実施いたします。
また、仙台市では、令和5年7月から住民票のあるキャッチアップ接種対象者の方あてに9価ワクチン接種に関するご案内(※)を直接郵送しております。
※接種券(予診票・個人票)は登録医療機関に設置しておりますので,ご案内には同封しておりません。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)に関する詳しい情報は以下をご参照ください。
子宮頸がん(HPV:ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種について
ヒトパピローマウイルス感染症‑子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン‑(外部サイトへリンク)
9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について(厚生労働省HP)(外部サイトへリンク)
キャッチアップ接種リーフレット(令和5年3月厚生労働省作成)(PDF:2,103KB)
【キャッチアップ版】9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(令和5年3月厚生労働省作成)(PDF:695KB)
医療機関関係者の方は医療機関の方へをご覧ください。
令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
(※1.令和4年4月1日から令和5年3月31日まで)
(※2.令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
(※3.令和6年4月1日から令和7年3月31日まで)
上記の方で,接種日時点で仙台市に住民票があり,HPVワクチン接種全3回を完了していない方
詳しくは福島県内の指定市町村から避難している方の予防接種についてをご覧ください
詳しくは厚労省ホームページ「9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について」(外部サイトへリンク)をご覧ください。
全3回
※過去に途中まで接種されていた方は,残りの回数を「2・3回目」または「3回目」として下記間隔にて接種してください。
ワクチンの種類 |
定期接種(キャッチアップ接種を含む) となる接種スケジュール |
標準的な接種スケジュール |
---|---|---|
サーバリックス (2価ワクチン) |
【2回目】 1回目の接種から1月以上の間隔で接種 1回目の接種から5月以上,かつ, 2回目から2月半以上の間隔で接種 |
【2回目】 1回目を0月として1月後 【3回目】 1回目を0月として6月後 |
ガーダシル (4価ワクチン) |
【2回目】 1回目の接種から1月以上の間隔で接種 2回目の接種から3月以上の間隔で接種 |
【2回目】 1回目を0月として2月後 【3回目】 1回目を0月として6月後 |
ワクチンの種類 |
定期接種(キャッチアップ接種を含む) となる接種スケジュール |
一般的な接種スケジュール |
---|---|---|
シルガード (9価ワクチン) |
【2回目】 1回目の接種から1月以上の間隔で接種 2回目の接種から3月以上の間隔で接種 |
【2回目】 1回目を0月として2月後 【3回目】 1回目を0月として6月後 |
2価・4価ワクチンについて、原則的には、1回目または1・2回目と同一のワクチンを接種します。
過去に接種したワクチンの種類が不明等のやむを得ない場合は、医師と接種する方で十分に相談したうえで接種するワクチンを選択してください。その場合は、ワクチンの互換性に関する安全性、免疫原性および有効性等について十分な説明をお願いいたします。
参考:HPVワクチンについて(2022年1月27日ワクチン分科会資料)(PDF:3,999KB)
なお、2価・4価ワクチンを使って接種を開始している場合であっても、医師と被接種者がよく相談した上であれば、残りの回数を9価ワクチンで接種することが可能です。
その場合、9価ワクチンの接種間隔(全3回接種の場合)に合わせ、1回目と2回目の接種間隔を1月以上、2回目と3回目の接種間隔を3月以上あけて接種を行ってください。
※)原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。
互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
詳しくは厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンQ&A」(外部サイトへリンク)をご覧ください。
無料
※キャッチアップ接種実施期間中に対象者が規定の接種間隔・回数で接種する場合
HPVワクチン定期接種登録医療機関名簿(PDF:762KB)
上記リンク先の名簿より登録医療機関をご確認のうえ,事前にお問い合わせください。
受診券(予診票・個人票)はダウンロードいただくか、接種当日に医療機関にてお渡しいたします。
また、お問い合わせ先窓口にて母子健康手帳を確認のうえ、事前に受け取ることもできます。
運転免許証,健康保険証 等
母子健康手帳(お持ちの場合)または説明書兼実績管理表(PDF:316KB) 等
※説明書兼実績管理表について
上記「接種場所」の医療機関で受け取るか,ダウンロードして医療機関にお持ちください。
接種履歴の確認に必要となりますので,接種時は忘れず医療機関にお持ちください。
仙台市での接種履歴が不明の場合は予防接種問い合わせ先にお問い合わせください。
なお、仙台市の場合、確認可能な履歴は過去5年間(平成29年4月以降)に接種したものとなります。
接種履歴が不明で確認もできない場合は、医師と十分に相談のうえ接種の実施についてご判断ください。
この予防接種で全ての子宮頸がんを予防できるわけではありません。早期発見のため、20歳を過ぎたら定期的な子宮がん検診を受けましょう。
なお、上記の9価ワクチン対応の受診券(令和5年4月作成)は、各医療機関様での設置準備が整うまで当面の間、旧様式(2価・4価ワクチン用)の受診券を代わりにご使用いただいても差し支えありません。
旧様式で9価ワクチン接種に対応される場合の記入方法については、記載例_HPV予診票(旧様式:9価対応)(PDF:561KB)をご参照ください。
また、説明書兼実績管理表については、9価ワクチンに対応したものを現在準備中ですので、既存の説明書と厚労省作成のリーフレット等によりご説明をお願いいたします。
市民の方へは接種履歴がわからない場合に記載のとおりご案内しています。
医療機関に直接問い合わせ等があった際は、以下のフローをご参考いただきご対応をお願いいたします。
HPVワクチンキャッチアップ接種履歴確認判断フロー(PDF:552KB)
ご不明点等ありましたら下記問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
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