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更新日:2025年2月17日
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先日、若林区霞目にある「二代目谷風」のお墓に行った。初代谷風について知れるゆかりの場所や文献はどこかにあったりするのか。教えてほしい。お墓にあった案内板に書かれている東漸寺に行ってみたが、今は表記されているところから移転していた。
令和6年12月
仙台市が管理しています「谷風の墓」は、二代目谷風梶之助の墓です。文化財課に残る資料によれば、二代目の谷風は霞目村(現仙台市若林区霞目)に生まれ、1769(明和6)年春場所にて力士としてデビューを果たし、横綱になるなどして活躍しましたが、1795(寛政7)年に生家で病死しました。一方、初代谷風は刈田郡宮村(現蔵王町)に生まれ、9年間無敗の記録を打ち立てるなど活躍し、1736(元文元)年に生涯を閉じたとされています。白石市の傑山寺(白石市南町2丁目7-20)に葬られたとのことで、白石市役所(商工観光課)に問い合わせたところ、墓が現存するようです。
また、初代谷風に関連する文献につきましては、(1)「近世名力士伝(安藤英男/読売新聞社)」、(2)「宮城県百科事典(河北新報社)」、(3)「文書による郷土的なレファレンス質問に対する回答事例第一(仙台市民図書館)」などがあるようです。これらの文献につきましては、(1)を除き仙台市民図書館で所蔵していますし、(1)につきましてはインターネットで確認したところ、国立国会図書館では現在も収蔵されているようです。なお、二代目谷風の遺骨が埋葬されている東漸寺の所在地の修正及び初代谷風との関連表記の工夫につきましては、いただいたご意見も参考に検討してまいります。
令和6年12月
教育局文化財課
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