現在位置 ホーム > ブログ・SNS > 八木山動物公園スタッフブログ「八木山ZOO通信」 > マダガスカル出張報告〈その2〉(3月17日)

ページID:67377

更新日:2023年10月17日

ここから本文です。

マダガスカル出張報告〈その2〉(3月17日)

八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」

⇒ブログ記事一覧ページへ

マダガスカル出張報告〈その2〉

八木山動物公園では平成20年よりマダガスカル共和国の国立チンバザザ動植物公園と協力して、生物多様性保全に貢献すべくさまざまな活動を行っています。過去の活動の様子は当園ホームページでも紹介しています(別画面が開きます)。

本ブログを含めて3回で、先に公開した「マダガスカル出張報告〈その1〉」の続編として、現地訪問期間中に出会ったマダガスカルの面白い生き物たちを紹介したいと思います。

今回は、八木山動物公園と協力協定を結んだチンバザザ動植物公園の動物を紹介します。

1.マダガスカルウミワシ

r05_マダガスカル報告2-1 マダガスカルウミワシ

マダガスカルウミワシ(Haliaeetus vociferoides)

マダガスカルウミワシはマダガスカル最大のワシです。水辺に暮らしており、主に魚を食べています。翼を広げると約2メートルほどあり、当園で飼育しているイヌワシよりも一回り大きなサイズのワシです。
『マダガスカル鳥類フィールドガイド』(1996)によれば、野生下では繁殖ペアが50ペア程度ともいわれており、絶滅の危機に瀕しています。
こんなに貴重なマダガスカルウミワシを、チンバザザ動植物公園では数メートルの近い距離で観察することができます。

2.オオコビトキツネザル

r05_マダガスカル報告2-2 オオコビトキツネザル

オオコビトキツネザル(Cheirogaleus major)

夜行性のキツネザルで体長が17から26センチメートル程度と小型のサイズです。果実や花の蜜、昆虫を食べていますが、乾季になると尻尾に脂肪をためて休眠状態になることができる不思議な生態をしています。
人間活動に伴う野焼きや木材利用等の森林破壊により、その数を減らしています。
チンバザザ動植物公園では、昼夜逆転の設備を整えた獣舎で展示する計画を立てているところでした。

3.クロシロエリマキキツネザル

r05_マダガスカル報告2-3 クロシロエリマキキツネザル

クロシロエリマキキツネザル(Varecia variegate)

エリマキキツネザルはマダガスカルの東部降雨林に暮らしています。数頭の群れでなわばりを持ち、森林内に響き渡る大きな声で鳴きかわします。
野生下でも一度に2、3頭の子どもを産みます。日本各地の動物園でみることができます。
当園では令和5年3月21日(火曜日・祝日)に一般公開を予定しています。

さまざまな動物に会えるチンバザザ動植物公園

r05_マダガスカル報告2-4 飼育員とクロキツネザル

飼育員とクロキツネザル(Eulemur macaco macaco

チンバザザ動植物公園ではこの他にもたくさんの動物たちを展示しています。
首都(アンタナナリボ)にありアクセスしやすいので、マダガスカル訪問の際にはぜひお立ち寄りください!

※Googleマップ上の紹介ページです。サイトの自動翻訳機能により、園の名称表記などが本ブログとは異なっています。

 

次回「マダガスカル出張報告〈その3〉」では、アンダシベ国立公園の生き物をご紹介します。


【参考】『マダガスカルの動物 その華麗なる適応放散』山岸哲編/裳華房

【関連記事】

 

ブログ記事一覧ページへ(別画面が開きます)

お問い合わせ

仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122