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更新日:2024年3月31日

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赤ちゃんと動物園はいかがですか?(3月31日)

八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」

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赤ちゃんと動物園はいかがですか? 

こんにちは
暖かい日が続き、園内の木々の芽も大きくなってきました。
おでかけシーズンがやってきますね!

当園では昨年の4月から休園日が水曜日に変更になりました。
これまで休園日だった月曜日、赤ちゃんや小さいお子さんを連れて親子で来園される方を多く見かけるようになりました。

おでかけシーズン中の平日の中でも、月曜日は他の曜日に比べて園内がゆったりしていると感じます。
赤ちゃんと一緒の動物園に「天気の良い平日の月曜日」、オススメです。

3月6日より当園のウェブサイトをリニューアルました!
授乳室やオムツ交換台の場所、園内レストランのキッズメニューなどをまとめて確認することができるお子様連れの方向けのページがあります。
ぜひお出かけ前にチェックしてみてくださいね。

 

今回は「ふれあい館」を中心に赤ちゃんにおすすめのスポットをご紹介します。

まずは、ふれあい館のウサギ・モルモットの展示などガラス越しに目の前で動物を観察できる場所です。
ガラスの目の前のウサギを観察
ガラスの目の前でウサギやモルモットを観察
                  
私たちヒトが動物を認識できるようになるのは何歳頃なのでしょうか。 
赤ちゃんの視力は生後間もないころは0.01程度のようです。色覚もまだほとんどなく、だんだん黒や赤が見えてくると言われています。
最近では赤ちゃん向けに黒や赤で描かれた絵本もありますよね。

動物は環境に溶け込むような体色のことが多いので、赤ちゃんのうちは遠くにいる動物を認識することが難しいかもしれません。

ふれあい館ではガラス越しに目の前でウサギやモルモットが動く様子を観察できます。
赤ちゃんが動くものに興味を持つようになったら、ウサギがジャンプしたり走ったりする姿を一緒に観察してみてください。

次に、赤ちゃんたちに人気なのはふれあい館の天井で回っているシーリングファン。 
動物ではありませんが…
くるくる回るシーリングファンに多くの赤ちゃんがくぎ付けです。
ふれあいの時間にも目の前のウサギやモルモットではなく、ファンに夢中になっている赤ちゃんを見かけます。
個人差はあるとは思いますが、赤ちゃんは回るもの、動くものが好きですよね。
ふれあい館の天井のシーリングファンとうさぎ
ふれあい館天井のシーリングファン

また、赤ちゃんがスタッフの顔をじいっと見ることがあります。
私たちヒトは生後間もない時から「ヒトの顔」を認識する能力が発達すると言われています。なので、目の前のウサギよりも「ヒトの顔」のスタッフの方を見てしまうのかもしれません。(顔に何かついているのかも…)
そんな時は、スタッフの顔をたくさん観察してくださいね。 
 
最後に、
赤ちゃんと一緒の動物園は、全エリア回らなくても大丈夫。
動物園を訪れる際は、西側(アフリカ園ふれあい館などがある)のエリア、東側(猛獣舎サル山がある)のエリアのどちらかだけを回るのもいいですよ♪
ゆっくり回ってお気に入りのスポットを見つけてください。


そうそう…
もう少し大きくなった1歳以上の子どもたちには、ふれあい館の通路にある砂利やフリーフライト会場の松ぼっくり、園内各所に落ちているドングリ、夏にはセミのぬけがら…が大人気です。
時々ビジターセンターのあたりで、ないはずのそれらが落ちていることがあり、子どもたちが拾っている姿が思い浮かびます。
ベンチの上の松ぼっくり
誰かが拾った(?)松ぼっくりをビジターセンターで発見

動物を見るようになったり、興味を持つようになったりする時期は人それぞれです。
子どもたちが動物を見ていないようでも、動物のにおいを感じ、鳴き声を聞き、そして動物の気配を感じていると思います。
大人としてはお子さんが動物を見てくれないとがっかりするかもしれませんが、それぞれの方法で動物園を楽しんでいただけたらうれしいです。
また、訪れるたびにお子さんが見たい動物や気になるスポットが変化してくると思いますので、何度もお越しいただき動物園でお子さんの成長を感じてくださいね。

暖かい日はぜひ、動物園へお越しください。
お待ちしています。

 

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電話:022-229-0122
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