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インタビュー記事

―　事業再構築補助金の具体的な使い道を教えてください。

　精米機、梱包機などの機械装置の購入費、サブスクのための新たなウェブサイトの構築費用、広告宣伝費やデザイン等の外注費などで、事業費総額は約700万円です。

　お米のサブスクに関しては、令和4年の1月に開始する予定で、今日このあと、商品の撮影をするんですよ。

 

• 商品のリーフレット

 

―　そうだったんですね。お忙しいところご協力いただきありがとうございます！

　いえいえ、こちらこそお声がけいただきありがとうございます。

　事業再構築補助金の交付決定を受けたことで、仙台市の「地域産業応援金」もいただけてありがたかったので、今回取材のお話をいただいたときは、これはぜひご協力させていただきたいと思ったんです。

 

―　お役に立ててこちらもうれしいです。今後、市としても、たくさんの方々にチャレンジしていただきたいので、これから申請する方へアドバイスいただけますか。

　補助金申請に必要な事業計画書は、頭の中にあった構想を文字に書き起こせば難しくないと最初は思いましたが、公募要領に「最大15枚」と書いてあるのを見たときはぎょっとしました(笑)。

　アドバイスとしては、そうですね、申請書を書く際には、まずやりたい事業への想いがあると思いますが、その想いから踏み込んで、やりたい事業と自社の強み・弱みが適合しているか、また、新たに参入する分野や市場がどういうところか、などを段階的に考えながら、整理して書くことが重要だと思います。

　一番大事なのは何がやりたいか、ですが、ただ「やりたい」だけではなくて、そこを軸として既存事業と相乗効果がしっかりある、というのが大枠でないと説得力のある事業計画書とするのは難しいんじゃないかと思いますね。

 

―　いきなり15枚と聞くと書けるんだろうかと不安になるかもしれませんが、段階を踏みながら、深掘りしていくといいんですね。

　補助金申請をきっかけに、普段もやっと思っていることを文章化する過程で、自社の事業内容や今後の事業計画を深掘りして形にできたことは、補助金申請や採択の話を抜きにしても、今後の糧になったと思います。

　申請の際にコンサルに丸投げされる方もいらっしゃるかもしれないですが、もったいないですよ。せっかくの機会ですので、共に新事業にしっかり向き合うことが大切だと思います。

　私自身、コロナ禍でお店を閉めなければならず苦しかったですが、そうでなかったら新しい事業計画を考えることがなかったかもしれません。その機会に立ち止まって考えることができ新規事業に向けて前向きになれたと思います。

 

―　大変な状況だからこそ、新しいチャレンジの機会となったんですね。本日はありがとうございました。

取材日：令和3年12月7日

 

地域産業応援金

　仙台市では、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるために、国の補助金などを活用し、前向きな投資や事業活動を実施する市内事業者に対し、その取り組みを後押しする『仙台市地域産業応援金』を支給しています。
　今般の原油価格高騰等の影響を踏まえ、新たに「原油価格・物価高騰等加算」を新設し、支給額を増額してます。詳しくは地域産業応援金のページをご覧ください。

 

補助金申請の相談窓口「オーエン」

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　仙台圏の事業者の経営課題解決を”応援”する相談窓口「オーエン」を（公財）仙台市産業振興事業団に設置しています。補助金申請に関する相談はもちろん、経営、財務、人事労務、マーケティングなど、たくさんのプロフェッショナルが在籍し、あなたの「困った」を無料でサポートし、ビジネスの成長と継続を後押しします。

　悩んだり、迷ったりしたら、まずオーエン。お気軽にご相談ください。詳しくは、オーエンのホームページ（外部サイトへリンク）をご覧ください。

 

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